人はそれぞれ違う。あなたらしくすることが大切なのだ

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6月に行われ大盛況だった、テクノロジー・マーケター 瀬戸 和信さんの『強みを自覚する!』セミナーが再び開催されました。

ギャラップ社の「ストレングスファインダー」を使って、自分の強みを知り、その強みを活かすことの大切さが改めて語られました。

瀬戸さんによれば、今回は前回よりもカイゼンをしてきたと言います。

常に内容をアップデートしてくるところが、デキるマーケターです。

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伝えたい一番のメッセージは、「人はそれぞれ違う。だからこそ、あなたらしくすることが大切です」というもの。

そして、自分の資質を知り、それを活かすことで生産性を高められると言います。

強みに集中することが、個人としても、チームとしても生産性を高める。

では、どのように強みを活かせばいいのでしょうか?

瀬戸さんは、今回のセミナーでは、自分の強みを知って、実際にその強みをどのように活かしているのか、具体的にゲスト3名の証言から、確認してみることしましょうと言います。

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最初のゲストは、坪井 亜美さん。コンサルティングファームを経て、現在はクラウド会計サービスを展開するfreeeで経営企画の仕事をされています。

坪井さんの、上位5つの資質は「学習欲」「適応力」「共感性」「自己確信」「親密性」。

今回は、特に「学習欲」と「適応性」という強みが、どのように仕事などに活かされているのかについて、そのエピソードが語られました。

坪井さんは、大学生時代に合格率2%という気象予報士の資格を取得されています。漫画『ONE PIECE』に登場する航海士ナミのことをカッコイイと思って、ヒマだったので、勉強してみたそうです。(気象予報士とは、そういうキッカケでなるものなのか、と初めて知りました・・・)

この時、資格勉強をやり遂げることができたのも「学習欲」という強みがあったからだと言います。

また、コンサルティングファームでも「学習欲」に救われたのだそうです。コンサルティングファームでは、プロジェクトが半年ぐらいの期間で変わっていく。プロジェクトが変わるたびに、常に新しい業界、市場を調べる必要がでてくる。だから、土日に詰め込み学習しないといけない世界なのだそうです。

「学習欲」という強みがあると、新しいことを学ぶ時に役に立つのだ、と坪井さんは言います。

坪井さんの2番目の資質「適応性」については、現在のベンチャーで生き延びられていることに役に立っているのだそうです。世の中には変化を楽しめる人と楽しめない人がいる。

「適応性」という資質があると、変化を楽しむことができるのかもしれません。

坪井さんは、ルーティーンの仕事が大嫌いだそうです。退屈で死ぬと。

「適応性」というものも、活かす場があってのことのようです。

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2人目のゲストは、私、坂本 海。現在、BPMという建設ITのスタートアップで、財務や人事の仕事をしております。

上位5つの資質は「収集心」「学習欲」「最上志向」「着想」「責任感」。

今回、「収集心 × 学習欲 × 最上志向」が掛け合わさるとどうなるのか、ということで、自分の思考性をお話させて頂きました。

これまでの活動として、

・ビジネス書を2000冊以上、読んで、要約サイトを運営している

・ワインを知るために、自作で香りの標本を作ってみたり、学校に通って資格をとってみた

・陶芸を学びながら、全国の陶芸産地を巡り、ブログを書いている

いつか世界に陶芸文化を発信することを目論んでいる

・東京と関西のパン屋を巡り、ブログでパン屋の評価をレポートしていた

一言で言うとオタクです。。。

別に仕事に役に立つことでもない、お金が儲けられるわけでもない。

これって強みを活かせているのか、と疑問に思っていました。

そこで改めて考えました。

そもそも強みを「何に」活かすのか?

そうして浮かび上がってきたのが、「自分の幸福度を高めるために強みを活かす」ということでした。

ポジティブ心理学の権威、マーティン・セリグマンは、人が幸福を感じる要素は5つあると言います。

①ポジティブ感情
②エンゲージメント(フロー)
③関係性
④意味・意義
⑤達成

自分の強みに集中すると、これらの要素の多くを満たすことができるのではないか。

自分の強み=自然なこと。

それに従うことで、上記の5つが得られるのではないかと思いました。

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最後のゲストは、松嶋 活智さん。松嶋さんは、Microsoftでマーケティングの仕事をしていおられますが、もうすぐ退職して、フリーランスとして多くの活動を始めるそうです。

松嶋さんの上位5つの資質は、「ポジティブ」「収集心」「運命思考」「未来志向」「個別化」。

松嶋さんは、現在「品川ランチ会」(もはや品川で開催していない・・・)というランチ会を週1回、継続的に開催しており、様々な人と会って、インプットとアウトプットを行なっているそうです。

人の収集というのが、「収集心」の表れだそうです。

人と会って、人から影響を受ける。そこで、自分の考えをまとめて伝える。そして、フィードバックを受ける。その中で、やりたいことを見つけ、相性の良い人を見つけるということを常に行なっているのだそうです。

そして、「ポジティブ」という資質があるからこそ、やりたいことをやっていける。

つまり、やりたいことを見つけて、やりたいことをやる。

そこに「強み」が活かされています。

松嶋さんのリスト化されたやりたいことリストは、とても盛りだくさんでした。

本当に活動的です。

人それぞれ、自分の強みを自覚して、それを活かすということが、具体的な話を伺う中で、少しはっきりしてきました。

みなさんも、一度、自分の強みを見つめてみてはいかがでしょうか。

ストレングスファインダーは、以下のURLから受けることができます。

さあ 自分の才能に目覚めよう!

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