サーチ! 富と幸福を高める自己探索メソッド

発刊
2012年7月21日
ページ数
389ページ
読了目安
470分
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心を平静に保つためのグーグルの研修プログラム
グーグルが開発した社員研修プログラムを、その開発担当者が紹介。瞑想を中心とした21のエクササイズが掲載されています。


■「サーチ」とは
・マインドフルネス
感情や思考を排除し、「今ここにある現実」をありのままに、平静に見つめる心のあり方。

・EQ
対人関係や仕事の能力に影響するとされる、「情動的知能指数」または「こころの知能指数」。

・サーチ(サーチ・インサイド・ユアセルフ = 自分の内面を探れ)
マインドフルネスに基づくEQカリキュラムを「サーチ」という。サーチは2007年以来グーグルで教えられており、多くの受講者にとって、仕事と私生活の両面で人生を変える経験となった。

■3つのステップ
サーチは3つのステップからなる。

①注意のトレーニング
注意力を鍛え、穏やかであると同時に明瞭な心を生み出す。

②自己認識と自制
鍛え上げた注意力を使い、自分の認知的プロセスや情動のプロセスを高い解像度で知覚できるようにする。そうすれば、自分の思考の流れや情動のプロセスをとても明瞭に、客観的に観察できるようになる。それができれば、最終的に自制を可能とする。

③役に立つ心の習慣の創出
誰であろうと人と会ったら必ず「この人が幸せになりますように」と反射的に思う習慣があれば、職場が一変する。そうした習慣は、自分の意思で身に付けられる。

注意力を鍛える

EQを伸ばせば、職場において、優れた職務遂行能力、抜群のリーダーシップ、幸せのお膳立てをする能力の3つの技能を発揮できようになる。

EQのトレーニングは、まず注意力を鍛えることから始める。その方法は「マインドフルネスの瞑想」と呼ばれる。これは、「注意」と「メタ注意(注意自体に注意を払う能力)」の2つを鍛える。例えば、何かに注意向けていたとする。いずれ、その注意は別のものへとそれる。しばらくすると、その注意がそれたことに気付く。このメタ注意は、集中力を保つ秘訣でもある。

注意とメタ注意の両方が強くなると、リラックスした形で、心が次第に集中し安定する。練習をすれば、いつでも心をそういう状態にでき、穏やかさと明瞭さ、幸せが自発的に湧き起こるようになる。

マインドフルネスの瞑想

①マインドフルネスの状態でいたいと望む意図を生み出す
↓
②呼吸のプロセスに注意を向ける
↓
③気が散った状態になるが、注意を元に戻す
↓
④自分自身に対する態度を自覚し、自分に対する優しい態度を生み出す
↓
⑤呼吸をたどるところに戻り、意図を思い起こす

最も「やさしい手法」は、単に2分間、穏やかで一貫した注意を自分の呼吸に向けるだけ。まず呼吸していることを自覚し、次に呼吸のプロセスに注意を払う。気がそれるたびに、そっと注意を向け直す。

マインドフルネスを広げる

マインドフルネスの瞑想で最も重要なのは、この恩恵を、座っている状態から人生のあらゆる部分へと広げること。注意は、訓練によって、呼吸以外のものにも向けられるようになる。

マインドフルネスを練習する素晴らしい方法は、他人のためにマインドフルネスを向けること。普通の会話の時、相手に話す時間をたっぷり与え、注意深く耳を傾ける練習をする。

マインドフルネスは運動と似ている。飽きずに練習を続けるようにするには、仲間を作る、めいっぱいやらない、一日ひと息だけやること。

自己統制する

マインドフルネスの練習を重ねれば、自分の内が明瞭になる。そして、自分の情動がただの生理現象に見えてくる。

ネガティブな情動をコントロールするには、次の技能が役に立つ。

①大きな情動が誘発されたことを知る
↓
②一瞬だけ反応するのを踏みとどまる
↓
③心を呼吸に集中する
↓
④情動がどこから来ているのか、よく考える
↓
⑤最後に反応する

 

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この本の著者・チャディー・メン・タンさんはグーグル出身です。グーグル出身者の本 64冊 →

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