2012年、著名人やアルファブロガー、新聞、雑誌の書評で最も紹介されたビジネス書のランキングを発表します。 (集計期間2011年12月〜2012年11月)
bookvinegar 2012年年間ランキング
①リバース・イノベーション(ビジャイ・ゴビンダラジャン)27pt
②MAKERS(クリス・アンダーソン)20pt
③イノベーションのDNA(クレイトン・クリステンセン)19pt
④グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ(デイヴィッド・ミーアマン・スコット)16pt
⑤人を魅了する(ガイ・カワサキ)14pt
⑥商店街はなぜ滅びるのか(新 雅史)13pt
⑥サーチ(チャディー・メン・タン)13pt
⑥キュレーション(スティーブン・ローゼンバウム)13pt
⑨アップルのデザイン(日経デザイン)12pt
⑨ビジョナリー・カンパニー4(ジェームズ・コリンズ)12pt
⑨ワーク・シフト(リンダ・グラットン)12pt
⑨閉じこもるインターネット(イーライ・パリサー)12pt
⑬「超」入門 失敗の本質(鈴木 博毅)11pt
⑬良い戦略、悪い戦略(リチャード・ルメルト)11pt
⑬リーダーを目指す人の心得(コリン・パウエル)11pt
⑬情報の呼吸法(津田 大介)11pt
今回1位に選ばれた『リバース・イノベーション』は、クレイトン・クリステンセンの「破壊的イノベーション論」が、先進国と後進国という軸の中で展開される事を示唆する内容です。そして2位の『MAKERS』は、3Dプリンタなどによる技術革新によって、製造業への参入障壁が下がり、新たな産業革命が起こると予測するものです。
また『ワーク・シフト』など、まさに時代の転換期に今後どうすべきかといったものが、話題となりました。いずれも今後の経済や社会が進む方向を示しているという点で、非常に重要な示唆を与えてくれます。是非、チェックしておきたいところです。
なお、先日発表された2012年amazonビジネス書ランキングは次の通りです。
amazon 2012年ビジネス書ランキング
①2022―これから10年、活躍できる人の条件(神田 昌典)
②7つの習慣(スティーブン・R. コヴィー)
③金持ち父さん貧乏父さん (ロバート キヨサキ)
④さあ、才能(じぶん)に目覚めよう(マーカス バッキンガム)
⑤人を動かす(デール カーネギー)
⑥ザ・シークレット(ロンダ・バーン)
⑦脳が冴える15の習慣(築山 節)
⑧選択の科学(シーナ・アイエンガー)
⑨自分の小さな「箱」から脱出する方法 (アービンジャー インスティチュート)
⑩ビジネスモデル・ジェネレーション(アレックス・オスターワルダー)
今回のamazonのランキングも、ロングセラーの定番が占めることになりました。
話題となった神田昌典さんの『2022―これから10年、活躍できる人の条件』が年間を通して1位。これを超える売上のビジネス書はでなかったようです。
この機会に是非、本を手にとってみて下さい。