二〇三〇年日本「不安」の論点

発刊
2010年11月22日
ページ数
238ページ
読了目安
304分
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※肩書きは推薦当時のものです。

20年後の予言書
「2030年」を予言するルポ47編。派遣労働者、フリーター、農家、在日外国人、全国の様々な人に対し、20年後を想像してもらうインタビューから、20年後の不安を描く。

20年後の日本の姿を描く。

超高齢化社会の到来

・人口1億1522万人。ピーク時がら1255万人減少。
 65歳以上の高齢者は「5人に1人」から「3人に1人」まで増える。

・世帯主が高齢者という世帯が全世帯の4割1900万世帯に。
 75歳以上の「後期高齢世帯」は1110万世帯に倍増する。

・平成生まれの女性の4人に1人が結婚しないまま40代を迎える。

・就職氷河期で急増した非世紀労働者120万人の内、77万人に老後生活保護が必要。
 そのための支出が19兆円増える。

・年金給付水準は手取り収入に対し、専業主婦夫婦40%、単身30%との予測。
 年金の受給開始年齢は68歳となる可能性がある。

・労働力人口は5580万人となり、1.84人の働き手で1人の高齢者を支える。

・2009年農業就業人口289万人中、39歳以下は23万人。
 漁業就業人口21万人中、39歳以下は3万2000人。

貧富の差拡大

・1960年後半から80年前半に建てられた全国のニュータウンで老朽・高齢化進む。

・賃貸・分譲マンションを中心とする非木造共同住宅の空室率は全国16%。
 東京から60〜70km圏では空室率30%。地方や都市近郊からスラム化始まる。

・住宅地をフェンスやゲートで囲んだ要塞都市が登場。貧富の差拡大の兆候。

移民受け入れは是か非か

・移民を受け入れた欧州諸国は、本音では失敗だったと後悔している。
 フランスでは暴動が起こり、良好とされるオランダさえ揺らいできた。

・移民を受け入れるには、その社会的コストを担えるか、覚悟があるか。
 

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