「売る」ための教科書

発刊
2013年9月20日
ページ数
190ページ
読了目安
215分
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推薦者

売り込まずに売る方法
カリスマ保険営業マンが、コンサルティング型の営業方法を詳しく解説した1冊。売り込むのではなく、コンサルタントとして相談される営業マンになるための方法を説く。保険などの高額商品の営業に使えます。


■営業マンはコンサルタントであれ
売れない営業マンは「何度も会いにいく」「何度も電話する」「行きやすい所だけ行く」という行為をひたすら繰り返す。しかし、今のお客様は大抵のモノを持っているため、ほとんどの場合「間に合ってます」と言われて終わる。

一方、できる営業マンは面談のきっかけづくりには時間をかけない。有益情報をたくさんの人に提供し、興味を示したお客様とだけ面談する。一度にたくさんの人に情報提供するなら、メールが便利である。お客様にとって有益な情報をたくさんの人に伝えておけば、必要な時にはお客様の方からアクションを起こしてくれる。目の前のお客様がすぐに買ってくれなくてもいいのである。

営業マンがまずやらなければならないのは、お客様との信頼関係を築く事である。信頼関係を築くには、お客様が求めているものは何なのかをしっかり聞く事である。しかし、人は誰にでも簡単に自分の本音を明かしたりはしない。そこで効果的なのが情報提供での接触。コンスタントに情報提供するという事は、お客様の信頼を獲得する事なのである。

「情報提供型」営業の基本

お客様は4種類に分けられ、それぞれ接し方が異なる。

①潜在客(今まで会った人すべて)
どんな相手にでも平等かつコンスタントに情報提供をする。メールでの情報発信を効果的に行うためには、なにはともあれメールアドレスの収集である。名刺交換をして得たメールアドレス、セミナーなどのアンケートに記載されたメールアドレスなど、1つでも多くのメールアドレスを集める。

②見込み客(提供した情報に興味を示した人)
メールが来たら、電話ですかさずアポイントをとる。アポイントで最も成約率が高いのが「相手から面談依頼があり、見込み客に来てもらう」パターンである。「一度、私のところでお話しませんか?」と尋ねてみると良い。

③契約者(買ってくれた人)
契約者となってくれた人には、必ず誰かを紹介してもらうよう働きかける。紹介依頼は満足度の高い契約直後が最適。紹介はその場で電話をしてもらうか、メールを送ってもらうのが鉄則である。すぐに思いつかないなら「いつまでに」という期限を設ける。

④キーパーソン(友人や知人を紹介してくれる人)
紹介してもらった人と会ったら、キーパーソンに必ず報告する。すると「紹介して良かった」と思ってくれ、「次はあの人を紹介してみようかな」という気持ちになる事がよくある。

面談のきっかけをつくる情報提供方法

①名刺に日付とコメントを残し、顧客データベースをつくる。

②名刺交換のお礼をハガキで出し、「今後、情報提供のメールを送信させてもらっても良いですか」とお伺いを立てるメールを送信する。

③メールにはあなたが保険営業をしているという事実、「最近はこんな風に頑張っていますよ」という感じの自分の近況などを書く。例えば「3回目のマネーセミナーを開催しました」など。お客様にとって有益な情報を入手したら、それを提供するのもいい。

こうして情報を提供していくと、「ただ名刺を交換しただけの人」から「いろいろな情報を提供してくれる身近な人」へと印象が変わり,いつのまにか近くにいる相談できる人になっている。

セミナー開催でブランドをつくれ

できる営業マンになるには、お客様から相談される仕組みをつくる事である。その上で有効なのがセミナーを開く事である。セミナーは日時と場所と題名を決めて、メールなどで告知をすれば誰でもできる。たとえ集まった人が2人であっても、セミナーを行う価値は十分にある。

小さなセミナーでも、あなたはセミナーの講師という実績を手にする。どんなに経験の浅い営業マンでも講師は講師。その証拠となる写真を撮る事が大事である。セミナーは継続的に開催する事で、「あの人はしょっちゅうセミナーをやってるな」という印象を与え、それが少しずつ広がっていく。

 

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