プレイングマネジャーの教科書―結果を出すためのビジネス・コミュニケーション58の具体策

発刊
2010年4月9日
ページ数
211ページ
読了目安
241分
推薦ポイント 8P
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中間管理職向け。すぐに使えて役に立つ仕事術
個人とチームで社長賞を受賞した経験を持つ、元マイクロソフトの敏腕営業部長が初公開。中間管理職「四重苦」(数字、部下管理、板挟み、多忙)を解消する、すぐに使えるコミュニーション仕事術。

プレイングマネジャーにとって、ビジネス上のコミュニケーションは大事であるとし、コミュニケーションを「パターン化」「習慣化」「仕組み化」「マルチタスク化」する方法を説明している。

著者の経験に基づく、具体的な方法が紹介されているので、すぐに実践できる内容になっている。

コミュニケーションで部下やメンバーを動かす

プレイングマネジャーに求められるのは、リーダーシップよりも「ハブ型マネジャーシップ」である。ハブ型マネジャーシップとは、複数のパソコンをつなぐネットワーク機器のハブのような役割を社内で担うことである。上司と部下、部門間を調整し、道筋を作っていくことで、仕事をスムーズに回す。

部下は「使う」のではなく「パートナー」である。指示や指導というやり方でなく、部下やメンバーを気遣い、話を聞き、状況を観察することで動いてくれるようになる。

プレイングマネジャーが業績を上げるには組織内のコミュニケーションが大切である。コミュニケーションは、たった5秒あれば改善できる。「たまの名セリフ」よりも、日常会話の5秒の積み重ねの方が後々効いてくる。そして、最終的にはコミュニケーションをスケジューリングし、仕組み化すれば良い。

コミュニケーションで大切なこと

・「話しかけられ上手」になる
・観察力を駆使し、相手の状況を知る
・相談役になり信頼される
・根回しと場回しにより、メンバーが自発的に動く環境をつくる

5秒でできるコミュニケーション

「おはよう!」:挨拶は上司から。部下の反応でコンディションを把握
「最近どう?」:いつでも話をしに来てくれていいという空気を作る
「今はダメだけど、15時からなら5分とれるよ」:部下を安心させる
「良い話?悪い話?」:いつもの口調でカラッと聞き、悪い話も話しやすくする
「どうしてお客様はウンと言ってくれたの?」:成功プロセスを評価
「うん、面白いね、それで?」:もっと聞きたいという姿勢で話を引き出す
「どうしたの?あなたらしくもない」:失敗は相手を肯定しながら指摘
「緊急事態だから、何かあったらいつでも声をかけて」:問題解決の味方だと示す
「まいったな・・・」:あえて弱った姿を見せ、部下の自尊心をくすぐる
「ごめん、ちょっと5分だけ集合〜」:幹部会議後は情報共有し、信頼関係を深める
「すみません!ちょっと困ったことが」:相手をスペシャリストと認め頼る
「ありがとうございます+さすがですね」

コミュニケーションの仕組み化

・以下のようなTODOリストを作る。

朝9時にクライアントのC課長に電話
(新人の)Dさんが出社したら業務の進捗確認
10階徘徊。営業二課のBさんに何か声かけをする
上司にプロジェクトの終了報告
(最近パフォーマンスが落ちている)Aくんを夕方つかまえる

・毎日「部下のための30分」をスケジューリングする。
・部下のデッドラインを手帳に書く
・自分のスケジュールを部下に公開しておく
・デッドラインは「あいさつ」でリマインド
・上司にはデッドライン2日前に報告するよう仕組み化

 

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