2014年、著名人やアルファブロガー、新聞、雑誌の書評で最も紹介されたビジネス書のランキングを発表します。 (集計期間2013年12月〜2014年11月)
bookvinegar 2014年年間ランキング
①ゼロ・トゥ・ワン(ピーター・ティール)17pt
②年収は「住むところ」で決まる(エンリコ・モレッティ)14pt
③未来企業(リンダ・グラットン)13pt
③競争優位の終焉(リタ・マグレイス)13pt
⑤イノベーションの最終解(クレイトン・クリステンセン)12pt
⑥リーダーシップ・チャレンジ(ジェームズ・クーゼス)11pt
⑥第五の権力(エリック・シュミット)11pt
⑥GIVE & TAKE(アダム・グラント)11pt
⑨データの見えざる手(矢野 和男)9pt
⑨未来のイノベーターはどう育つのか(トニー・ワグナー)9pt
⑨嫌われる勇気(岸見 一郎)9pt
⑫資本主義の終焉と歴史の危機(水野 和夫)8pt
⑫強いチームはオフィスを捨てる(デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン)8pt
⑫あたえる人があたえられる(ボブ・バーグ)8pt
⑫ジェフ・ベゾス 果てなき野望(ブラッド・ストーン)8pt
今回1位に選ばれた『ゼロ・トゥ・ワン』は、米国の決済会社Paypalを創業し成功を収め、その後シリコンバレーの投資家としても著名なピーター・ティール氏が、スタンフォード大学で行った起業講義が書籍化されたものです。
より良い未来を築くために、ゼロから1を生み出すことの大切さを説き、競争優位を生み出すかという戦略やイノベーションに関する内容が様々な事例とともに解説されています。起業家、起業に興味のある人、経営者のみならず、ビジネスに関わる人すべてに、様々な知見を与えてくれる内容になっています。
2014年は、ここ数年に加速するであろうテクノロジーの進歩やグローバル化などの環境の変化を前提として、これからの企業のあり方や経営のあり方、これからの時代を生き抜くためにビジネスパーソンはいかにあるべきかといった書籍の発刊が多かったようです。
中でも今年多かったテーマが心理学者アドラーや孫子です。また、幸福をテーマとした書籍も特徴的でした。
先日発表された2014年amazonビジネス書ランキングは次の通りです。
amazon 2014年ビジネス書ランキング
①嫌われる勇気 (岸見 一郎)
②まんがでわかる7つの習慣 (フランクリン・コヴィー・ジャパン)
③さあ、才能(じぶん)に目覚めよう(マーカス・バッキンガム)
④こうして、思考は現実になる (パム・グラウト)
⑤人生はニャンとかなる! (水野 敬也)
⑥置かれた場所で咲きなさい (渡辺 和子)
⑦人を動かす(デール・カーネギー)
⑧金持ち父さん貧乏父さん(ロバート・キヨサキ)
⑨生き方(稲盛 和夫)
⑩ゼロ(堀江 貴文)
アドラー心理学のブームともなった『嫌われる勇気』が売れた1年でした。その他に売れたのは、やはり定番ビジネス書でした
この機会に是非、本を手にとってみて下さい。