春山 純一（はるやま じゅんいち）
宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所助教
専門は惑星科学。宇宙開発事業団で月探査計画(後の「セレーネ(かぐや)」計画)の立ち上げに参加し、地形カメラの開発リーダーも務めた。
月の火山活動や極域に関する研究でScience誌などに学術論文掲載多数。月の縦孔の発見で世界的に知られる。
現在、小惑星探査「はやぶさ2」、火星衛星探査「MMX」、ヨーロッパ―日本共同による木星氷衛星探査「JUICE」などの計画にも参加するほか、月の縦孔・地下空洞直接探査(UZUME)計画の実現を目指している。
学歴
1985年 京都大学 理学部 卒業
1991年 京都大学大学院 理学研究科修士課程修了
1994年 京都大学大学院 理学博士号取得修了
職歴
1994年 日本学術振興会 特別研究員
1995年 カリフォルニア工科大学 客員研究員
1995年 新技術事業団 特別研究員
1996年 宇宙開発事業団 招聘研究員
1997年 宇宙開発事業団 開発部員
1998年 宇宙開発事業団 副主任開発部員
2003年 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部 助手
2007年 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部 固体惑星科学研究系 助教
2008年 会津大学大学院 コンピュータ理工学研究科 特任准教授
2009年 熊本大学 理学部 客員准教授
2011年 会津大学大学院 コンピュータ理工学研究科 特任上級准教授
2012年 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 太陽系科学研究系 助教
