桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか

発刊
2013年12月12日
ページ数
207ページ
読了目安
187分
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結果を出す人は準備をしている
三菱商事からハーバード・ビジネススクールを経て、サンリオに入社後、会社の営業利益を5年で約3倍にした著者が仕事術を語る。結果を出すためには、準備こそが大切だと説く。


■結果を出す人は準備をしている
仕事で結果を出すためには、入念な準備が必要である。「他の人にはできない事をやってのける人」というのは、実は人から見えないところで、できない事をできるようにするために、あるいはここぞという場面で望ましい対応がとれるようにするために、徹底的な準備をしている。「結果を出す人」と「結果を出せない人」は、能力の優劣ではなく、どれだけ準備をしたかによって差がついている。

三菱商事に入社後は、部署内にある本や資料すべてに目を通した。周囲の人がみんな帰った後、会社に居残り、キャビネットに並んでいる分厚いファイルや書籍などを読みあさった。これは、自分がこれから仕事をしていく領域について学ばなければならない事を、できるだけ早く身につけるためである。自分の仕事に必要な情報、結果を出すための事前準備として学んでおくべき事は、実は目の前にたくさんある。

自分がよく理解していないとよい仕事はできない

何事も、最初に知識を仕入れておく事は大きなアドバンテージになる。新しい仕事をする事になったら、まずその分野について書籍やセミナーで一気に勉強する。どんな仕事でも、自分自身が全体像をつかんでいない状態で「現場の事はよくわからないから現場に任せる」という態度では、よい仕事はできない。自ら必要な知識をつけ、現場や専門家と対等にわたり合えるようになる必要がある。

日々の行動そのものがチャンスへの準備になる

「準備」というと「やる事が決まったらとりかかるもの」というイメージがあるかもしれない。しかし、日々の行動そのものがチャンスへの準備になる。仕事で結果を出したいと思うなら、自分のトレーニングに十分な時間を割当てる事である。「訓練と実践」の循環を日々きちんと回している人と、やるべき準備を怠って目の前の仕事を片づける事にしか意識が向いていない人とでは、成長の速度が全く異なる。

セミナーに行ったり優れた本を読んだからといって、急に仕事ができるようになる事はない。本当に仕事力を高めたいなら、小さい事を毎日継続する事である。本当に欲しいものを手に入れるには、「3ヶ月後、1年後、3年後に手に入れるために、今日は何をすべきなのか」を考えて行動する必要がある。

不安があるからこそ人は成長できる

大事なのは「何事も先の事はわからないし、先が見えない事による不安が消える事はない」という前提に立って、「では、どうやって少しでも不安を軽減し前に進んでいくか」を考える事である。さらに言えば、不安があるからこそ、人は成長できるのである。不安を原動力にし、いかに行動を起こすかで、成長の度合いは大きく変わる。

不安を軽減するために、ひたすら情報を集める

不安を打ち消すための方法として最も簡単で効果的なのは「情報収集」と「トレーニング」である。人が不安を覚えるのは、対象の事がよく見えておらず、理解できないからである。なるべく「知っている」「やった事がある」状態を作る事を目指す。

何もしなければ、学びはなく、評価も受けられない

何もしなければ失敗しない、というのは大きな間違いである。何もしない事自体が、実はすでに大きな失敗である。何もしないくらいなら、失敗した方がずっといい。失敗からは学びを得る事ができるし、周囲の人も、あがいたりもがいたりして失敗した人には、何らかの評価を与えるもの。

苦手な事と向き合い、克服するには、それについて学ぶ時間を作る必要がある。そもそも「苦手な事」というのは大抵の場合、「まだ経験がなく、チャレンジすらしていない事」というケースが多い。

 

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