未来が変わる働き方

発刊
2013年2月16日
ページ数
217ページ
読了目安
169分
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社会を変えるパートタイム組織のつくりかた
投資ファンドで働きながら、パートタイムでNPOを運営し、貧困削減に取り組む著者が、パートタイム組織でアクションを起こす方法を紹介。自身の活動を事例にしながら、どのようにして働きながら、自分のやりたいことを実現すれば良いか、そのポイントを示す。


■パートタイム組織でアクションを起こす
パートタイムの活動であっても、社会により大きなインパクトをもたらし、世界をよりよい場所にする事ができる。パートタイムでの活動に限界がある事は否定しないが、パートタイムだからこそできる事もある。

①会社を辞めたり、何かを犠牲にしなくても、気軽に始められる
②働きながら、かつ自分の仕事を活かし、社会に貢献できる

但し、パートタイムで何かをしたいのであれば、本業をおろそかにしないこと。自分の事がちゃんとできない人が、他の事にも手を拡げようとするのは、正しいように思えない。さらに本業できちんとパフォーマンスを出す事ができないのなら、パートタイムにおいてもスキル不足になりがちになる。

時間をつくる

自分で事業を起こすなら、よりインパクトを残せた方がそのアクションの意義は大きくなる。インパクトの大きさは、それに注がれるエネルギーの総量に比例する。エネルギーが高くなるかは、どれくらい大きなテコにどれだけ多くの人を載せられるかにかかっている。

まずは、テコに乗る自分自身から。一番に考えるのは、どうやったら自分がやりたい事に割ける労力を増やせるかという事だ。パートタイムで活動をしようと思ったら、本業以外の時間を確保する事は必要不可欠だ。

①自分にとって大切なことだけをする
②スケジュールを調整してまとまった時間をつくる
③日頃の仕事の効率を上げる
・集中力を高める訓練をする
・同時進行させる(一石二鳥になる時間の組み合わせを探す)
・時間をお金で買う(性能の良いPC、グリーン車など)

仲間をつくる

次に考えるのは、どうやったらテコに乗る重量を上げられるのかという事だ。テコのもう片方に乗る人を自分以外にも増やす事ができたら、もっと地球を動かす事ができる可能性が高まる。

①人が大切にしているものを提供できる組織をつくる
人が動く動機(認められたい、輪にはいりたい、成長したい)を考えることで、仲間を巻き込む仕組みをつくる。

②コアメンバーを増やし、定着させる
コアメンバーとは、組織のアイデアに共感していて、やる気と能力の両方が高い水準であるメンバーのこと。そういうメンバーが組織の屋台骨を支えてこそ、活動を長続きさせる事ができる。

③仲間と一対一で信頼関係を積み上げる
本当の影響力というのは、その人を知っている人の数じゃなくて、その人を応援したいと思っている人の数で決まる。信頼関係を築くためには、自分から相手を信じることだ。

組織をつくる

最後に考えるのは、テコそのものだ。つまり、効率よく動ける組織をつくる必要がある。

①ポジションを明確に決める
ポジションを明確にするとブレにくく、さらに他人から覚えてもらいやすい。良いポジションは「ピンとくること」「誰もやっていないこと」「必要とされていること」「得意なこと」「具体的なこと」の5つが重なるもの。

②課題解決の好循環(PDCA)をしっかり回す

③組織の中に流れる情報をオープンにする
情報の共有は課題解決の呼び水になると同時に、組織の派閥づくりを防止し、メンバーのモチベーションを高めてくれる。

④便利なツール(Gmail、Google Driveなど)を使いこなす

TAKE ACTION

起業や転職をしなくてもいい。とにかく、今、ここで自分にできる事を探して、始めてみること。そうすれば、いつも何気なく過ごしていた時間が全く違うものに見えてくる。

何より大切なのは、自分自身のアクションだ。

 

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