経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目

発刊
2009年12月11日
ページ数
285ページ
読了目安
373分
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経営における原理原則
ジョンソン・エンド・ジョンソン等で社長を務め、「伝説の外資トップ」と呼ばれる著者が、20年以上に及ぶ経営職経験で得た知見を体系化した社長の仕事実践論。
厳しい経営環境だからこそ、一度立ち止まり、経営の原理原則は何かを改めて認識すべきであると説く。

理念・ビジョンは利益につながる

理念・ビジョンを作成し、社内外に浸透させる事は重要である。人は、大きいことを信じた時に大きな仕事をする生き物である。夢やビジョン、使命感があると単に利益を求める集団に比べ、社員は大きな仕事をする。

情熱を持つこと

経営者にとって特に重要な資質は「情熱」である。情熱を燃やし続けるには、以下の2つの方法がある。
①自らやりたいと思える目標を短期(1年)と長期(3〜10年)で追い続ける。
②情熱の火を分けてくれる人と付き合う。

大局観を持って意思決定すること

経営者は小さなことを理解しながらも、常に全体最適を考えなければならない。その時には「多・長・根」を意識すると良い。

多:多面的・複眼的に物事を見ること
長:短期ではなく長期で見通すこと
根:枝葉末節ではなく根本に注意を向けること

既存顧客を大切に

勝ち組企業の特徴は①リピート率の高さ、②新規顧客の継続的開拓にある。重要な方は、既存客の固定化である。そのためには顧客満足ではなく、顧客感動が必要である。

ex. 定年で住宅ローンを満了した顧客に支店長が花束を持ってお祝いに行く。

胆識を養う

経営者には胆識が必要である。胆識とは「知識を持っていて、それに自分の見識を加え、リスクを恐れず決断し行動に移す能力」のことである。
決断を正しいものにするには、次の2つが必要である。

①自分と反対の性格の人間をそばに置くこと。
②撤退プランを作っておくこと。

社員に「任せる」ことが大切

1人の人間にできることは限られている。企業が成長するには社員に任せることが必要になってくる。その際、正しい任せ方は次の4つである。

①日頃から部下の能力を見極めておく。
②事後報告だけでなく、経過報告や中間報告を受ける。
③必要に応じて部下にヒントを与える。
④最後の責任は社長がとる。

人間関係が成功の鍵

社員に行動を促し、結果を出させるのは難しい。人は勘定や論理だけでは動かない。必要なことは「論理+勘定=情理」である。経営者に必要なことは、このバランスである。人間関係づくりのポイントは「丁褒感微名」

丁:丁寧に接する。
褒:いいところを認め、褒め惜しみをしない。
感:ありがとうの言葉を忘れない。
微:微笑み、スマイルを常に意識する。
名:会話に相手の名前を盛り込む。

 

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