「仕事が終わらない! 」を抜け出す200のアイデア パンク寸前の自分を守る超仕事削減術

発刊
2013年10月31日
ページ数
259ページ
読了目安
317分
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残業に価値はない
仕事は働いた時間よりも結果である。仕事を削減し、効率化するための基本的な考え方が紹介されています。


■必要なのは「減らす」こと
1日8時間労働の人は、12時間労働の人よりも生産的に成り得ないのだろうか? 本当に重要なのは「結果」だ。ただ仕事をこなす事でも、働いた時間の長さでもない。

仕事の量は、多いより少ない方がいい。その方が集中し、よりよい仕事ができる。あまりに長時間働くと生産性が下がってしまうため、逆効果だ。週60時間働くと、平均で25%生産性が低下する事が、複数の調査で明らかになっている。疲労が判断力やパフォーマンスを鈍らせるため、働く時間が長くなるほど生産性が落ちるのだ。

働きすぎから脱するための合い言葉は「減らして、減らして、とことん減らす」だ。生産的に仕事をするための作業手順の方式「PWF」は以下の6つのステップからなる。

①やるべきことを決める
②スケジュールを立てる
③集中する
④新しい情報を処理する
⑤ワークフローを円滑にする
⑥自分の能力をコントロールする

やるべきことを決める

どの仕事をするべきか日々決めなければ、魔のオーバーワークから抜け出す事はできない。本当にやるべき仕事にだけ、専念しよう。自分の職務に求められている事を明確に把握する事からスタートし、「やることリスト」に優先順位をつける。時間の無駄に過ぎない仕事は減らすか削除するかし、本当に重要なものだけに取り組むこと。やる事に追われてしまう原因には、以下のようなものがある。

・必要以上にメールをチェックする
・SNSなどを含む、インターネットを使いすぎる
・無駄なおしゃべりをする
・喫煙
・勤務時間を守らない
・無駄に多い会議

重要だが緊急性のない仕事のための「マスターリスト」を活用し、今すぐやるべき仕事は「HITリスト」に入れる。さらに、「やらないことリスト」も作ろう。

スケジュールを立てる

集中して取り組むべき、限られた重要なタスクを見極めたら、それらをいつやるのか決めなくてはならない。それぞれのタスクやアポに、適切な時間帯に適切な長さの時間を割り当て、慎重にスケジュールを組む事が大切だ。時間管理とは、実際には時間を管理する事ではなく、間違った時間の使い方をやめようという強い意志を持つ事だ。それぞれのタスクをいつ、どうやって完了させるかという現実的な締め切りを設け、タスクの優先順位を考慮しながら、スケジュールを組み込んでいく。

集中する

自分が1日をどう過ごしているか、じっくり振り返ってみよう。どの行動が時間を無駄にしているかを見極め、それらをコントロールするためのルールを作ろう。そのルールは厳しく実践し、特に以下の行動は控えること。

・マルチタスク
・先延ばし
・完璧主義
・ネガティブな独り言
・無駄な人付き合い

最悪の時間泥棒はマルチタスクだ。マルチタスクは、単に忙しくしているだけなのに、多くの事を達成したと勘違いしてしまう。

新しい情報を処理する

価値がない情報を選別し、残ったものを効率的に整理する方法を身につけなければ、確実に生産性に影響してしまう。以下が、情報処理の基本的なテクニックだ。

・同じ情報に何度も触れない
・捨てる、人に委ねる、実行する、日付を決める、引き出しに入れる、防ぐ
・3分以内にできる事は、即片づける
・日に1回は、書類用のトレイを空にする

ワークフローを円滑にする

仕事の優先順位をつけ、スケジュールを立て、集中し、新しい情報を処理する方法を学んだら、すべてを効率的で時間が節約できる1つのシステムにまとめよう。まずはチームのワークフローを明確にし、目標と締め切りを設定し、メンバーそれぞれにタスクを割当てる事から始めよう。

 

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