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どうすれば人は幸せになれるのか
世界三大幸福論といわれるアランの『幸福論』の教えを、会話形式で授業のように教えてくれる本。幸福は与えられるものではない。自分自身でつくり出すものだとして、幸福になるための心構えを説く。
■大げさに考えると不幸は勝手に育っていく
ほんのささいな事でも、大げさに考えれば本当に大ごとになってしまう。あれこれ想像して、ありもしない理由を思いつき、自分が苦しいのはそのせいだと思い込む。自分で勝手に思いついた理由が原因で苦しくなるのだ。
■負の感情は自然に湧いてこない。自分でつくっているんだ
皆、感情というのは自然と湧き起こってくるものだと思い込んでいるから、自分の感情を疑ってみる事をしない。想像にまかせてあれこれ考えれば考えるほど、いろいろな理由を思いついて、どんどん苦しくなっていく。
幸せになるコツは、「自分の不機嫌」を相手にしないことだ
幸せになる秘訣の1つは、自分の不機嫌に無関心になる事。「こんな悲しみなんて、放っておけばいなくなる」と思えばいい。そうやって無視されたら、悲しみも恐怖も、怒りさえ、そのうちおさまってしまう。
身体を少し動かすだけで気分や感情はコントロールできる
悩みごとがある時は、理屈で考えようとすると深みにはまってしまう。それよりも、ちょっと身体を動かしてみることだ。考えに煮詰まったらあくびを真似ること。そうしている内に、クドクド考える事から抜け出せる。
悲しみに浸ってはいけない。悲しみは病気だと思えば、すぐに抜け出せる
悲しみから抜け出すには、悲しみは病気だと思う事。心の痛みをお腹の痛みと同じとみなせば、嫌な言葉も忘れられるし、いちいち気に障る言葉も気にならなくなる。病気なんだから、その内治ると思って我慢すればいい。
悩んでいる時は、何かに集中すれば、悩むヒマなんてなくなる
心に痛手を負った時は、目の前の事に忙しくする事だ。ムリにでも、何かに集中して忙しくしていると、無意味な後悔も、未来への不安も考えるヒマがなくなるし、心の傷を思い出すヒマもなくなる。
幸福になりたければ自ら幸福になると誓うことだ
愛する人たちを幸福にするには、まず自分が幸福になる事だ。でも、幸福になるためには意志の力がいる。人生では、心をくじいてしまうような事が次から次へと襲ってくる。だから、幸福になると誓う事が必要だ。
幸福は与えられるものではない
幸福は、現に手にしてはじめて、「これが幸福か」とわかるものなんだ。自分のまわりに幸福を探す人たちが決まって憂鬱なのは、幸福の実感がないために、少しも幸福を欲しがる気持ちになれないからなんだ。
幸福になる第一のルールは、自分の不幸について人に話さないことだ
自分が相手から受け取るものはすべて、自分が相手に渡すものにかかっている。人に好かれるポイントは、相手に自分の不幸を渡さずに、自分の喜びを渡す事だ。喜びを渡せば、相手は喜んで「また会いたい」と思うのだ。
物事がうまくいくから幸福なのではなくて、幸福だからうまくいく
うまくいくから幸せなんじゃない。自分が幸せだからうまくいくんだ。相手に自分の喜びを渡すと、相手からも喜びをプレゼントしてもらえる。だから、幸福な人はますます幸福になり、何事もうまくいく。
何もせず扉を開いて幸福を待っていても、入ってくるのは不幸だけだ
成り行きにまかせる人は、皆ふさぎ込んでいるものだ。自分の感情に身を任せ、感情に流されていき、どうにもならない事をクヨクヨ考えて悲観的になってしまう。悲観主義というのは気分によるものだ。
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