幸福論

発刊
1998年1月16日
ページ数
325ページ
読了目安
365分
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世界の三大幸福論の一つ
ルーアンの新聞に「日曜語録」として連載されたのを皮切りに、総計5000に上るアランのプロポ(哲学断章)の中から、幸福に関する93のプロポを収めている。

健全な身体によって心の平静を得ることを強調し、すべての不運やつまらぬ物事に対して、 上機嫌にふるまうこと、社会的礼節の重要性を説いている。

幸福になる方法

厄介が生じた時に幸福になるには、自分の不幸を絶対に他人に言わないことである。
自分についての不平不満を言う事は、結局、人に不快な思いをさせる。

大事なことは、苦しみを語らなければ、長くそれを考えていないという事である。

幸福にならねばならない

自分のことを愛してくれる人達のためにできる最良のことは、自分が幸福になることである。幸福になることは、他人に対する義務でもある。即ち、人から愛されるのは、幸福な人間ということである。

幸福になるには困難が伴う。多くの出来事を乗り越えねばならず、負けることもある。しかし、幸福になろうと欲しなければ、幸福にはなれない。

困難を、さらなる困難を乗り越えることが、幸福に至る正道である。

まず幸福であれ。思うに、幸福とは平和からうまれる果実ではない。幸福とは、平和そのものなのだ。