ノマドワーカーという生き方

発刊
2012年6月1日
ページ数
246ページ
読了目安
314分
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ノマドワーカーになるまでのストーリー
月間160万PVを誇るブログ『No Second Life』運営者が39歳で脱サラし、ノマドワーカーとして独立するまでのストーリーが紹介されている。

どのように人気のブロガーになったか、どのようにブログを書けば良いかなどの情報が満載。ノマドワーカーのリアルな実態がわかる1冊。


■ブログ『No Second Life』の誕生
大学を出てから1年翻訳の専門学校に通い、その後サラリーマンとして翻訳会社に就職した。仕事では順調に出世をして、33歳で役員のすぐ下で全社員を統括するシニアマネジャーの立場になった。

しかし、子供の頃から文章を書くことが好きで、どんなに仕事で活躍しても「自分の文章を書きたい」という想いは衰えなかった。常に「これは僕が本当にやりたいことではない」という想いがあり、どんどん仕事が辛くなっていった。

さらにバブル崩壊により、実家は借金を抱えることになり、それがのしかかることになった。不本意な仕事を辞めて自分の腕で食べていきたい。借金を返済して家族と安らかに生活したい。本気で考えて至った結論が「ブログ」だった。

ブログ『No Second Life』は2008年12月8日に生まれた。その時点で39歳。ブログをスタートする時には大きな決意を持っていた。「人生を劇的に変化させるツールとしてブログを使う」ということ。

ゼロからのスタート

ブログ開設当初、一日のアクセス数は30前後だった。最後発、ゼロからのスタートで、いかに最短距離と時間で「ブログで劇的に人生を変化させる」ところまで行けるか。そのために以下の作戦を立てた。

・生活におけるブログの優先順位を「最高」にセットする
ブログを本業と同等と位置付けることで、残業や接待で夜遅くなっても、イヤでも帰宅後にブログを書く時間を置いた。

・読者のためにも自分のためにもなる内容を追求する
娯楽要素は控えめにして、IT関係の情報や書評、ランニングに関する記事など、自分を日々高めるために実践していることをアウトプットすることにした。

・更新頻度を「非常に高い」に設定する
記事の数が多くなればなるほど、検索エンジン経由で読みに来てくれる人の数も増えていく。

・1分野に絞らず、3〜4分野を扱う「総合ブログ」を目指す
ブログに求めたことは、立花岳志という人間を総合的にブランド化すること。そのために日々生きて活動することすべてをネタとした。

・自前のサーバーで運営する

フリーブロガーとして独立

ブログのアクセス数は少しづつ伸びていたが、それでも2009年春時点で一日100程度。とても運命が変わるようには思えなかった。

ところが2009年春に大きな変化が訪れる。Twitterを利用しブログの更新報告を行い、ハッシュタグを付けたことで、フォロワーが増え始め、アクセス数も300、500PVへと増えていった。

2010年3月頃、Twitterのフォロワーが1000人を超えた。ブログのアクセス数は75000PVにまで増えた。この時期になると、ほのかな手応えを感じ始めていた。この頃、ブログからの広告収入は月額2、3万円くらいになっていた。

2010年7月、会社を退職して独立する決心をした。独立後はこうやって日々の生活費を稼ごうというのは、ノープランであった。40歳で資産も無く、実家の借金を抱え、手に職もない状態での決断。「大丈夫だ」とは最後まで思えることはなかったが「やるしかない」とは常に思っていた。

2011年3月末、会社を退職しフリーになった。独立した時点でNo Second Lifeは月間18万PVであり、広告収入も足りない状態であったが、やる気だけは負けないと気合いを入れた。

現在、ブログは多い月で160万PVを超える。PV数よりも大事にしている数値がRSSリーダーやFacebookページの登録者数。これはブログの基礎体力を表す。これら数値を増やすには、地道に良い記事を書いていくことしかない。

またもう一つ大切にしていることが、読者とリアルに会うこと。ブログのアクセス増の方策として、オフ会やセミナーを開催し、人脈を作り続ける活動は重要である。

 

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