ソーシャルデザイン

発刊
2012年1月10日
ページ数
155ページ
読了目安
144分
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社会問題を解決するアイデア集
社会問題をアイデアで解決する記事を配信しているウェブマガジン『greenz』が、社会をつくるグッドアイデアを紹介している。

ちょっとしたアイデアでより良い社会をつくる。そんな目からウロコのアイデアが満載の1冊。身近なことに問題意識を持つことから、社会を変えることができる。誰でも、ちょっとした事で社会に役立つことができると教えてくれます。


■ソーシャルデザインとは
ソーシャルデザインとは、「社会的な課題の解決と同時に、新たな価値を創出する画期的な仕組みをつくること」である。過労、コミュニティの崩壊、自殺の増加、気候変動、森林伐採、金融危機など、私たちは多くの社会問題を抱えている。

今、必要なことは、社会の仕組みの根本的なアップデートである。ソーシャルデザインの最終目標は、行き詰まった「古い当たり前」を塗り替えて「新しい当たり前」として暮らしに定着させることにある。

ソーシャルデザインの事例

・おばあちゃんを指名してカスタムメイドするニットブランド
フランスの「ゴールデン・フック」は、手編みのニットアイテムがオーダーできるウェブサイトである。色や素材、編み方まで自由にカスタマイズ可能。サイトにはおばあちゃんの写真が並んでおり、作ってもらいたいおばあちゃんを指名し、コミュニケーションが取れる。

・うわさの力で街を賑やかにするアートイベント「八戸のうわさ」
八戸市商店街のお店1軒1軒を回り、店にまつわる「うわさ話」を取材。そのエピソードを黄色い吹き出し型のプレートに印刷し、店頭に貼り出す。通りかかった人は、その「うわさ」を見て、足を止めたり、お店の人と会話したりする。

・公共空間を結婚式場にする「ハッピー・アウトドア・ウエディング」
アウトドア・ウエディングのハウツーや実例をウェブサイトで紹介。公園や河川敷、キャンプ場など公共空間の有効利用で、オリジナリティがあり、コストのかからない結婚式を提案している。

・タバコの代わりにシャボン玉を一服する「東京シャボン玉倶楽部」
健康的に一服を楽しむため、シャボン玉のあるライフスタイルを提案している任意団体。

・スピードを「守った」人に宝くじが当る「スピード・カメラ・ロッタリー」
スウェーデンが試験的に導入した制度。スピード違反したドライバーからの罰金で、スピードを守ったドライバーに宝くじの当たり券が送られる。

・1枚のチラシで28万人にプロモーションした2匹のパンダ
ハンガリーで世界自然保護基金が実施したプロモーション。寄付を呼び掛けるチラシを1枚作成。パンダの着ぐるみを着たボランティア2人がエスカレーターの上下でスタンバイする。下から上へ通行人にチラシを渡し、別のパンダが回収、上から下へチラシを渡す。これを繰り返す。動画配信したところ2週間で28万回以上再生された。

・まちのお母さんがシェフになっている「タウンキッチン」
小平市の商店街にある「学園坂タウンキッチン」は、一見普通の惣菜屋。しかし、キッチンで調理しているのは、全員が街に住む有償のボランティア。20〜70代まで、主婦など、空いている時間を利用し、交代で「おふくろの味」を作っている。

・マイカップ持参でポイントをシェアする「カルマ・カップ」
コーヒーショップの店頭に黒板を置き、マイカップを使った人がいたらチェック。その数が10人、20人とキリのいい番号に当った人は飲み物が無料になる。

・途上国の電力不足を解決する自家発電型サッカーボール「ソケット」
15分間ボールを蹴るだけで、小型LEDランプ3時間分の電力が充電されるサッカーボール。子供たちは昼間遊び、夜は家に帰ってきてボールをプラグに差し込み、明かりを灯す。

 

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