会社は変われる! ドコモ1000日の挑戦

発刊
2011年6月16日
ページ数
294ページ
読了目安
317分
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NTTドコモ復活を成し遂げたマーケティングの神髄
「ドコモ一人負け」「巨人の凋落」と厳しい評価を受けていたNTTドコモが、2010年に顧客満足度No1企業に生まれ変わるまでの軌跡が描かれている。
日本コカ・コーラの元社長である著者が、NTTドコモで行った事例をもとにマーケティングの神髄を書く。

会社や人が変わるために最も重要な条件

・変わるためには、「変わらなければならない」という問題意識と強い意志が必要。
 そして、経営陣だけでなく、社員全員の意識を変える必要がある。
 働く個人が何も変わらないまま、会社だけが変わるということはありえない。

これまでのドコモの問題点

・顧客視点の欠如。技術が先。それを理解して使いこなすのは顧客の務め。
・既存顧客よりも新規顧客が優先。会議で重視されていたのは「新規」と「純増」
・ブランドイメージの希薄化。何もしなくても競合の台頭でブランドは劣化する。
 社員全体で価値観が共有できておらず、一部の社員の対応でブランド劣化。
・経営陣がドコモの強みや弱み、可能性を発信していなかった。
・顧客の中身をドコモ自身がよく理解していなかった。
・サプライチェーンとの関係が弱かった。品切れ率が高いなどの悪影響。
・縦割り組織。

マーケティングで最も大切なこと

・顧客との絆、信頼感を深め、ロイヤリティをつくり、高めること。
・これを社員一人一人が共有し、実践すること。まず社員の心を動かす。

ドコモで行った変革

・まず顧客から発想をはじめた。顧客は何に満足し、不満を持っているか。
 ex.電池パック無料交換、顧客起点の端末ラインナップ、紛失時の無料ロック
・経営陣からドコモのあるべき姿を発信。全社員に共有していった。
 ex.社長の現場訪問、社員一人一人への手紙
・社員それぞれのマインドを変革していった。
 ex.熱いリーダー研修、現場の声を聞く、結果の可視化

なぜドコモは変われたか

・経営陣の度量の広さがあったこと
・社員皆が純粋であったこと
・既に皆が危機意識を持っていたこと

 

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