あたらしい働き方

発刊
2013年6月7日
ページ数
310ページ
読了目安
366分
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自由な環境で社員が自発的に働く会社の事例
パタゴニア、ザッポス、カヤック、スタートトゥデイ、チームラボ、Plan ・do・seeなどの企業を取材した著者が、あたらしい働き方とは何かを紹介。働き方が多様化する中で、必要となる会社選びの基準、求められる能力を説明しています。


■会社を選ぶ力が重要
日本企業、とりわけ伝統的な大企業は「万人がハッピーになれると思える会社」を目指してきたのではないか。それは右肩上がり経済で人口も増えていくという、高度経済成長期の一時期には成り立ったのかもしれない。しかし、時代は大きく変わり、働く人々の価値観が多様化してしまっている。

ワークライフバランスではなく、ワークとライフは融合している。お互いがハピネスを高めてくれる。そんなあたらしい働き方ができる会社が増えている。しかし、あたらしい働き方を実践する会社が、誰にとっても幸せなのか、といえば、必ずしもそうとは言い切れない。自分に合う会社もあれば、合わない会社もある。だからこそ、会社を選ぶ力が重要になってくる。

昔の基準のままのランキング的発想ではなく、あたらしい時代に合った切り口で会社を選ぶ時代に来ている。

新しい会社選びの基準「6つのクライテリア」

会社選びでは、クライテリア(働き方の要素)がたくさんある事を認識しておく必要がある。それぞれを意識し、トータルに組み合わせたものを作ってみる。それこそが、自分にとっての理想の会社である。

①仕事
楽しさ、自由度、クリエイティビティ、労働形態、仕事内容、社会的インパクト、出張、専門職志向

②時間・場所・休日
労働時間、場所・時間の自由、在宅ワーク、休日、長いオフ

③給与・評価
給与、評価システム、会社ルール、人事システム

④会社・経営者
規模、IPO、成長ステージ、社歴、成長率、利益率、学歴重要性、女性の割合、経営者、オーナーの社歴、経営者タイプ

⑤環境
場所、オフィスの雰囲気、オフィスの形態、コンシェルジュ・サービス、社員に求めるもの

⑥カルチャー
カルチャー、ダイバーシティ、競争環境、社員、社員レベル、社内雰囲気、ヒエラルキー、服装

「給料が普通でも自由度が高い方がいい」とか「給料が高ければ、労働時間が長くてもいい」など、人によって仕事に対する価値観は違う。どれが自分に合っているのか、見つける事が大切である。

あたらしい働き方を手に入れる17の必要なスキル

あたらしい働き方を求める時、意識しなければならないのが、責任がセットになっているということ。つまり、成果をしっかり出せる能力が求められるということ。あたらしい働き方を提供する会社で仕事を得るためには、極めてハイレベルな競争を勝ち抜かなければならない。

必要なスキルは「自由からより大きな成果を得よう、能力を最大限発揮できる場にしようという人」で、17の要素に分けられる。

【仕事のスキル】
①自ら考え行動できる(自ら仕事を作れるか)
②コラボレーションできる能力
(論理的に物事を伝えられる能力、誰かと一緒に考えられる能力)
③時間効率がハイレベル(フレキシブルな時間を活用して、短時間に集中する)
④あたらしいハードワークができる(自らの選択で、自らの仕事にコミットする)
⑤上下ではなく横のパートナーシップ
(皆頑張っているから自分も頑張ろうという姿勢)
⑥クラウドなどITを最大限活用する能力
⑦売れる仕事のスキル
⑧考えているだけでなく、行動する力
⑨ボーダーレスに仕事をする力

【思考のスキル】
⑩人間性が重要(その会社と人間性が合うか)
⑪思考の柔軟さ(専門外についても尊重できる姿勢)
⑫不確実性を楽しめる
⑬暗黙知、明文化されていないルールを読める能力
(相手の気持ちやニーズを考える事ができる能力)
⑭お金だけではなく、意義を感じて働く力
⑮自分自身をよく理解する能力
⑯常に進化し続けられる力
⑰自分のスタイルを持っている

 

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