トライブ  新しい“組織”の未来形

発刊
2012年7月25日
ページ数
190ページ
読了目安
180分
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行動を起こせない人たちへのメッセージ
■トライブとは
「トライブ」とは、互いにつながり、リーダーとつながり、アイデアとつながった人々の集団を指す。但し、グループとトライブは違う。グループがトライブに変わるには、次の2つがあればいい。

①共有する興味
②コミュニケーションの手段

かつて「トライブ(部族)」と言えば、ある村の住民とか、ある国の地方に住む人々のことを指した。だが、インターネットはそんな地理の壁を取り払った。「フェイスブック」など、トライブが交流するためのツールは爆発的に発達した。

トライブには、リーダーが必要である。人々は「つながり」と「成長」「新しいもの」を求めている。みんな変化が欲しいのだ。足りないのは、あなたのビジョンと情熱だけだ。

自分の価値を信じよ

企業の中、NPO、学校の教室など、トライブはどこにでも存在する。あなたがトライブを率いる絶好のチャンスが到来した。問題は「私にできるのか?」ではない。「私は率いるのか、やめておくのか?」である。

トライブにとって重要なのは「信念」である。アイデアやコミュニティの価値を信じること。「自分の価値を信じる」ということは、それ自体が優れた戦略である。

安定なんて幻想だ

世界はもはや安定していない。確実さや安定よりも、目新しさやスタイリッシュなものに心を奪われる人間が増えた。今日の市場が求めているのは変化である。

マネジャーは規格品を作り出す。リーダーが作り出すのは変化である。新しいムーブメントには、リーダーが必要である。

トライブを発展させる方法

リーダーがメンバーの働きを高める戦術は次の3つ

①共有する興味を「夢中で取り組める目標」や「現状を変えたいという欲求」に変える
②メンバーが緊密にコミュニケーションできるツールを与える
③トライブにレバレッジをかけ、規模を大きくし、新メンバーを引き入れる

大抵のリーダーは、3番目の戦術に熱心に取り組む。しかし、インパクトが大きいのは最初の2つである。

恐怖を克服する方法

みんな恐怖を感じている。しかし、異端者たちは、恐れを追い払うために懸命に自分に語りかけている。恐怖を追い払うためには、「自分を引き止めているのは、自分の中にある恐れの感情である」ことを認めること。

リーダーシップの本質は、自分の中の恐れに気づき、トライブの中にある恐れの感情にも気づくこと。恐怖はなくならないが、「気づき」は前に進むための鍵となる。

信念を強化せよ

リーダーシップとは「自分が何について妥協できないかを自覚すること」である。信念は希望につながり、恐怖を克服する。

一番簡単なのは「反応する」こと
2番目に簡単なのは「対応する」こと
何よりも難しいのは「何かをはじめる」こと

行動を起こす事は難しいが、あえてその1歩を踏み出すのがリーダーである。

さあ、前に進もう!

企業や人間を成長させるただ1つの秘訣は、挫折や失敗を厭わないこと。失敗を恐れずに大きな目標に向かう気持ちが、成功の知られざる秘訣である。自分の信じることをする。未来図を描く。そしてその未来を目指す。その時、後ろに人がついてくる。

変化やリーダーシップにとって最大の敵は「ノー」という言葉ではない。「今はまだ早い」という言葉である。いつまでたっても変化が起こらないのは、行動を起こすのが遅すぎたからだ。待っていても何もはじまらない。さあ、前へ踏み出そう!

 

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