人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
シンプルな方程式の3つの要素のうち、「考え方」がもっとも大事であり、この考え方次第で人生は決まってしまう。常に前向きで建設的、感謝の心、協調性、努力、といった小学校の教室の標語のような道徳律を体の奥までしみこませて血肉化することが、成功の王道である。
思念が業をつくる
20年や30年といった長いスパンでみると、思ったことが原因となり、その結果が現実となって表れてくる。著者が大卒で入社した会社はいつつぶれてもおかしくないオンボロ会社で同僚たちは次々に辞めていって自分1人が残されたが、成功したいと強く願望して寝ても覚めても研究に没頭し新しい材料をつくることに成功。その後の好循環につながった。どんな仕事でも一生懸命打ち込めばいい成果が生まれ、そこから次第に楽しさ、面白さが生じて好循環になり、少しずつ思いが現実となる。
現実になる姿がカラーで見え、すみずみまでイメージできれば実現できる
DDI(現KDDI)が携帯電話事業を始めたとき、早くから「これからは子供からお年寄りまで”いつでも、どこでも、誰とでも”という携帯電話によるコミュニケーションの時代がやってくる。」と明言していた。携帯電話の普及速度、値段や大きさ、将来の料金設定までイメージが事前にくっきり見えていた。京セラの半導体関連事業を通じて、半導体の技術革新の速度・サイズ・コストの変遷について十分な経験値をもっており、そこから類推できた。