リーダーにとって最も大切なのは人柄
飲食店の経営者や店長達にとって最も大切な事の1つは、一緒に働く仲間を励まし、いつも前向きな気持ちで働いてもらう事である。これは業種や仕事の内容を問わず、1人でも部下を持つビジネスパーソンに求められる「リーダーの役割」である。同時にリーダーは周りから慕われ、力を貸してもらえる存在であり、上司に対しても部下に対しても、何かを提案したら真剣に聞いてもらえる人間関係を築く必要がある。
つまり、仕事をうまくこなすうえでは「人柄」が最重要である。会社組織の中で、出世して何らかの役割を担うにしても、「人柄」で周囲に信頼される事は大前提になってくる。
人に好かれる習慣
①自分の失敗談を話す昔の失敗談を話すと、人は多かれ少なかれ同じような経験をしているものであり、初対面の相手でも親近感を持ってもらえる。自分の失敗をさらけ出し、目の前の人と仲良くなるための話のネタとして提供するという姿勢は、誠実さを感じさせる側面もある。
②穏やかで誠実な態度を意識する
慕われるためには、いつも笑顔でいる事や、優しい表情をしていること。そして、じっくりと相手の話を聞くこと。そうした態度が、スタッフやお客様から信頼される上で欠かせない。大切なのは良い習慣を持って、自分を変えていく事である。毎日、どんなに忙しくても、誠実な態度を意識して人に接する。
③リーダーに必要な7つの習慣を意識する
・ずば抜けた笑顔
・やさしい表情
・聴く力
・誠意を感じる話し方
・早起き
・自分の苦手な事から逃げない
・メモを取る
④周囲の同僚に教えを請う
自分の周囲にいる仕事を教えてくれる先生（同僚）から、積極的に学ぶ姿勢を欠かさない。教えを請う事でスキルは大幅に向上する。
⑤最初の返事は必ず「はい」にする
周囲の人から謙虚だとか、素直な性格の人だと思ってもらった方が、力を貸してもらえる。誰かに何かを言われた時に、最初の返事は必ず「はい」にすること。それだけで相手の印象も変わるし、こちらの気持ちも前向きになるので、良い人間関係を作れる。
⑥素直な気持ちで話を聞く
上司から信頼を得る上で大切なのは「素直」であること。素直とは、相手の話に常に聞く耳を持っているという働く上での姿勢である。
⑦相手と対話する機会を意識して持つ
どんな時でも大切なのは、相手とフェイス・トゥー・フェイスで対話する機会を意識して持つ事である。食事でも共通の趣味でも、何でも良いので相手と面と向かってじっくり話す機会をできるだけたくさん作ることが大切である。
⑧自分の限界を勝手に決めつけない
人間にとって一番大切な事とは「成長」する事である。何が人間にとっての成長かと言えば、昨日までできなかった事が、今日はできるようになっているという事である。しかし、大人になると成長する事自体に興味を失っていく。その原因は、あらゆる事柄に対して「この程度でいいや」と自分の心の中で枠をはめてしまうために、新しい事に挑戦する意欲が失われてしまっているのではないか。成長し続けるためには、色々な物事に興味や好奇心を持ち続ける事が必要である。いろいろな事象に興味を持つ事で、刺激を受けて、自分の考え方が変わっていく。
