ホームレスから大富豪になった人が お金を無限に増やした方法

発刊
2022年1月20日
ページ数
288ページ
読了目安
340分
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自己啓発書に書かれた内容を実践して大成功した人の教え
『ザ・シークレット』『思考は現実化する』などの自己啓発本を読み、本に書かれていることを実践することで、ホームレスから大富豪になった著者が、成功するための法則をまとめた一冊。
自己啓発本を読んでいる人は多いものの、大成功した人がほとんどいないのはなぜか。本の内容を実践して、成功した著者自身の経験から、成功するために本当に必要なこととは何かが書かれています。

知識を行動に移すかどうか

知識があれば夢が叶えられるわけではない。大切なのは、知識を行動に移すことだ。明確な目標を持ち、法則を行動に移せば、自分の能力を最大限に発揮し、最終的には夢を叶えることができるだろう。

実際、自己啓発の本を読んでいる人は全世界で何百万人もいるが、彼ら全員が結果を出せたわけではない。彼らとの違いは、具体的な行動を起こしたかどうか、ということにある。

 

明確な目標を見すえて生きる

豊かさを引き寄せる第1の法則は、人生で何が欲しいのかを明確にすることだ。具体的な目標を決め、さらにその目標が自分にとってなぜ重要なのかを説明できるようにする。ここでのカギは、目標を常に意識しておくこと、そして何かのチャンスがやって来たら目標を柔軟に修正することだ。

 

成功したリーダーや大金持ちの間には、ある共通点がある。それは、自分の目標を言葉にして書くことだ。目標を書くことの効果は、研究でも証明され、巨匠たちも推奨している。成功したいなら、これは絶対に外せない条件だ。

大抵の人は、自分の目標について尋ねられると、よくわからないと答えたり、ぼんやりとした目標はあっても、言葉ではっきりと説明できなかったりする。

  1. 人生で望まないものをすべて書く
  2. もう何も思い浮かばなくなったら、最後の項目の下に線を引く
  3. 新しい紙を用意し、今度は正反対のリストをつくる
  4. 正反対のリストができたら、「今日できること」のリストをつくる
  5. 目標達成に向けた現実的な行動計画を立てる
  6. 進捗状況に合わせて内容や期限に修正を加える
  7. 具体的な行動計画を伴う目標設定を行う

 

頭の中で視覚化することと、行動を起こして現実の世界で実現することの間には、明らかなつながりがある。目標は曖昧ではいけない。自分が欲しいものと、それを手に入れた時の自分の気持ちを、明確にイメージする。目標を達成する「方法」を理解しておく必要はない。

 

リスクを取り、責任を負い、行動する

大抵の人は失敗を恐れている。しかし、彼らが本当に恐れているのは、自分が終わってしまうことだ。困難を恐れ、期待していたほどすぐに成功できないことを恐れている。

失敗、挫折、困難はすべて何かを学ぶチャンスだと捉えれば、失敗することは絶対にない。失敗によって精神が堅固になり、何かを学ぶことができる。そして肩の力を抜き、教えを現実に生かすことができた時に成功が訪れる。

 

自分の行動に責任を取ると、恥ずかしい思いをしたり、謙虚な気持ちにさせられたり、苦痛を味わったりする。しかし、同時に大きな力を与えてもくれる。責任ある生き方とは、自分の不幸を他人のせいにしないということだ。
責任ある生き方をする1つの方法は、ある出来事に対する感情を変えることだ。感情的な反応をコントロールする能力は、筋肉と同じで鍛えるしかない。メンタルコントロールを鍛える上で最も大切なのは、自分の身に起こることをすべて受け入れるという意志だ。

自分の幸せに責任を持つとは、究極的に、自分の人生で起こることをすべて完全に受け入れるということだ。その態度を積み重ねていくうちに自信が強まり、何があっても立ち直って前に進めるようになる。

 

自分にフォーカスする

創造的な視覚化を行うには、ポジティブな感情を強く持つことが絶対条件になる。そうやって初めて引き寄せが実現する。達成したいこと、経験したいこと、手に入れたいものを、瞑想によって無意識にプログラムする。目標を毎日紙に書き、その紙を自宅やオフィスの壁に貼るというエクササイズを実行する。こうやって創造的な視覚化が上達すると、人生が動き出す。

 

すべてのアファメーションの冒頭に「アイ・アム」をつけ、「私は◯◯だ」と断言すると、効果はさらに大きくなる。自分の魂に直接語りかけ、意識と無意識の思考をつなげているからだ。これは一種の自己暗示であり、自分に暗示をかけることで、人生をコントロールできる。精神のほとんどは、無意識下で働いている。無意識に定着した思考は、呼吸と同じように何も考えずにできるようになる。

アファメーションの効果は、モチベーションを保つこと、そして無意識を正しい思考と態度でプログラムすることだ。そうすれば、自分の本当の望みを実現することができる。

 

バイブレーショナル・ギビングを実践する

多くの人は、与えることは受け取ることにつながると知っている。何かを与えれば、それが10倍になって返ってくる。

何かを与えるなら、ただ与えるのではなく「バイブレーショナル・ギビング」でなければならない。そのコツは、何かを与えている時の自分の感情に注目することだ。

問題は、大抵の人がお金だけを与え、見返りもお金だけを求めていることだ。これには限界がある。困っている人にお金を与えても、相手がそのお金をある特定の目的のために使うことを望むのであれば、それはバイブレーショナル・ギビングではない。バイブレーショナル・ギビングとは、ただ相手に喜んでもらうため、幸せになってもらうために与えることだ。