話す力 自分の言葉を引き出す方法

発刊
2015年8月27日
ページ数
224ページ
読了目安
249分
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話す力の身に付け方
「話し方」講座の講師として7000人以上に指導したデール・カーネギーが、話す力を身につけるためにはどうすれば良いのかを紹介している本。

「話す力」を最大限に得るために必要な4つのこと

①能力の獲得を、強く望み続ける
願いが深いものであるほど上達が早くなるのは間違いない。新たに手に入れた能力を発揮した時に得られる満足感と喜びを想像すること。

②何を話したいのか決めてから話す
自分が何を話すべきかをわかっていなければ、聞き手と向き合った時に自信が持てない。

③自信があるように振る舞う
行動は感情に従うようにみえる。しかし行動と感情は同時に起こる。よって意思の力が効きやすい行動の方をコントロールすれば、意思の力が効きにくい感情の方も間接的にコントロールができる事になる。聴衆を前に勇気を出さなければならない時は、勇気があるかのように振る舞う。

④実際に練習する
人前で自信を持って話せるようになる唯一確実な方法は、話し方の練習を重ねる事である。

 

十分な準備ができた時点で9割成功している

話す前の準備として必要なのは、わかりやすくはっきりと話せる事柄、人の心を動かす事柄、言わずにはいられない事柄を持つ事である。知的にも感情的にも人に伝えたい本物のメッセージがあり、それを真摯に語る話し手に、私達は知らず知らず引き込まれる。これは、話す力の秘訣の半分に相当するポイントである。

よく準備されたスピーチは、話し手がごく自然に語っているように感じられる。スピーチは準備がよくできた段階で、既に9割方は成功している。

その一方で、多くの人がスピーチの準備をしないという致命的な過ちを犯している。自信を持てるようになるには、そのために必要な事をするべきである。完全な準備も同じである。

 

自分自身の考えや体験を伝える

準備とは、自身の考え方とアイデア、信念、衝動をまとめる事である。感情や経験の中で最も心に訴えかけてくるものについて、考え、気にかけ、再考し、選び、磨いて形にし、自分自身のモザイク画を作ること。少し集中して意識的に考えるだけでいい。

人前で何かを話す場合、できれば自分でテーマを選ぶ。この場合、抽象的な話をしてはいけない。聞き手は退屈する。自分の目で見た事と、それが示していると思われる真理について考える。

 

100のアイデアの内、90を捨てる

スピーチでは、贅沢に肥えた目をもって準備をする。100のアイデアを集め、その内90を捨てる。実際に使う事ができるよりも多くの材料や情報を集める。そうすれば、自信も生まれるし、確信を持って話す事ができる。

話し手が時間内に話し切れないほど多くの材料を抱えているものこそが価値のある話である。人を動かすほどの「話す力」を得るには、日々たくさんの情報を自分の中に溜めていくしかない。

 

3つの構成で話を組み立てる

スピーチの構成に絶対確実な法則はない。但し、いくつかの場合に使えそうなものは存在する。

①事実を述べる
②それについて論じる
③行動を呼び掛ける

①間違っていると感じる事を述べる
②どうすれば解決できるかを示す
③協力を求める

 

情熱はあらゆる欠点をカバーする

熱意がなければ、知識はほとんど役に立たない。頭から頭へ伝えるのではなく、心から心へと伝える事で、話に説得力が生まれる。話し手の態度が、聞き手の態度を決めている。話し手に熱い気持ちがなければ、聞き手も熱い気持ちにはなれない。

情熱、感情、気迫、誠実さ。こうしたものが話から感じられれば、聞き手は小さな欠点など気が付かなくなる。

参考文献・紹介書籍