ULTRA LEARNING 超・自習法 どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

発刊
2020年3月5日
ページ数
344ページ
読了目安
444分
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独学で効果をあげるための戦略
語学やプログラミングなど様々なスキル習得において、独学で驚異的な学習結果を出している人々に共通する原則を紹介している一冊。独学で効果のある学習をする戦略が書かれています。

ウルトラ・ラーニングとは

ウルトラ・ラーニングとは、自己管理的かつ集中的な、スキルや知識を習得するための戦略である。ウルトラ・ラーナーたちは皆、学習の効果を最大化するために、普通ではない手段を用いている。学び始めたばかりの言葉を恐れずに使ってみる、何千という雑学の問題を体系的に覚える、自分の作品を完璧になるまで何度もつくり直すといった具合である。

ウルトラ・ラーニングは型にはまった手法ではない。すべてのプロジェクトがそれぞれ異なり、そこで必要とされる手法も異なる。ウルトラ・ラーニングは誰かの手順をそのままコピーして実行するのではなく、シンプルな原則を通じて考えた時に最も効果がある。ウルトラ・ラーニングの根底には、9つの普遍的な原則が存在している。

ウルトラ・ラーニング9つの原則

①メタ学習:最初に地図を描く
取り組むテーマやスキルをどのように学ぶか、を学ぶところからスタートする。優れた準備を行う方法や、新しいスキルをより簡単に習得するために、自分が既に持っている能力を活用する方法を考える。どのような方法を使用すればより効果的に習得できるかを理解することが、ウルトラ・ラーニングの成功の鍵となる。

②集中:ナイフを研ぎ澄ます
集中力を養う。勉強に集中できる時間帯をつくり出し、学習に取り組むことが簡単にできるようにする。

・先延ばしにしようとしている自分をまず認識する
・集中力を失う原因「周囲の環境」「作業自体」「自分の感情」を取り除く
・「興奮レベルの最適化」で理想的な集中状態をつくる

③直接性:一直線に進む
学習によって身に付けたスキルを、学習者は何らかの状況や、文脈において使用することになる。直接性とは、そういった状況や文脈と結び付いた形で学習を行うという発想。上達したいことに取り組みながらそれを学ぶ。他の学び方が便利だったり、快適だったりするからといって、そちらを選んだりしない。

④基礎練習:弱点を突く
学習全体の中にある特定の要素が、目標とするスキルが上達するスピードを左右するボトルネックになるため、自分の弱点を徹底的につぶす。複雑なスキルを細分化して、それを1つ1つマスターしていき、最後に再構築する。

⑤回想:学ぶためにテストする
テストは単なる知識を評価する手段ではなく、知識を創造する手段。何かが身についたと自信を感じる前にテストし、それを受動的に思い出すのではなく、能動的に思い返すようにする。

⑥フィードバック:パンチから逃げない
フィードバックは辛く、不快なもの。しかしそれを避けるのではなく、活用する方法を知っておく。無駄なアドバイスと有益なアドバイスを区別して、何に注意すべきかを理解する。教師が頻繁に使用する一般的なフィードバックである「称賛」は通常、その後の学習にとって有害となる。フィードバックが学習者個人に対する評価として行われる場合も、マイナスの影響を与える。

⑦保持:穴の開いたバケツに水を入れない
何をどうして忘れてしまうかを理解する。今だけでなく、これから先ずっと覚えておけるように学習する。

⑧直感:構築を始める前に深掘りする
遊んでみたり、概念やスキルについて深く考えたりすることで、直感を養う。理解というものがどのように行われるかを理解し、小手先の暗記術に頼って、何かを深く理解するのを避けてしまうことのないようにする。

⑨実験:安全地帯の外に出て探求する
何かを本当にマスターしている状態には、既に他人が通った道を辿るだけでなく、まだ想像すらされていない道を進むことでも到達できる。