ダメOLの私が起業して1年で3億円手に入れた方法

発刊
2018年4月27日
ページ数
250ページ
読了目安
263分
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億を稼ぐために自分を売り込む実践的な営業術
新卒でDeNAに入社し、仕事で大きな失敗を経験した後、28歳で起業しM&Aを成功させた著者の物語。実践的な営業術と夢を実現するための方法が紹介されています。

成功するための三種の神器

夢の実現のためには何が必要か。原点に立ち返って、成功までの具体的なシナリオを書く。そして、その通りに演じていく。そのために必要な条件は3つ。

①夢を公言する
「絶対に叶えるという執念を持てるような夢」を持つ。次に、それを具体的な目標にするために「なりたい自分像」(1年後、5年後、10年後に目標とする人物)を設定し、人生のシナリオを書く。大事なのは「何歳で、どんな自分になっていたいのか」がはっきりわかる形にすること。そのために必要な条件を考え、スケジュールを立てる。

②根拠のない自信を持つ
自分はできると思い込むことで、人は根拠のない自信を持てるようになる。悩んだ時や自分に自信がない時は、周りの人や占い師に相談してみる。

③自分の夢を一緒に叶えてくれる応援団を作る
理想のキャリアを実現させてくれそうな人に、年単位の自分のシナリオを伝える。多くの人脈を築くことで、様々な形でサポートしてくれるようになる。

「わたし」という商品を設計する

理想のキャリアを実現するためには「自分を売り込む力」が必要不可欠。モノやサービスではなく、自分を売る。これこそが、これからの時代を生き抜くための大事なポイントである。

そのために大事なのは「自分の商品価値を上げる」こと。会社に属していると、基本的には「商品やサービスを売る」ということが仕事になる。しかし、商品を売るだけでは、会社を辞めてしまったら手元に何も残らない。会社の名刺を持たないと、また取引先と同じように仕事をしようとしても難しい。だからこそ、会社員であっても「商品ではなく、自分を売ること」、つまり、相手に「あなたから買いたい」と思わせることが必要である。

「わたし」に商品力をつける

「商品ではなく、自分を売る」ためには、商品を売る前に、まずは相手の話を聞いて仲良くなること。営業担当というよりも「話し相手」になることを意識する。まずは人対人の付き合いをする。相手目線に立ち、相手にとってのメリットは何か考える。ターゲットを絞って相手に合わせて話をすることで、だんだんと信用してもらえるようになる。

夢を叶えるために目標を設定することは大事だが、目標は短期で設定し、1位を獲る機会を増やすこと。1回の年間MVPより、3回の月間MVPを目指す。実績をSNSで社外に向けて発信することで、周囲に活躍している人と印象付けることができる。

「わたし」のファンをつくる

誰からも愛される人になれれば、多くの人脈を築くことができる。そうすれば、多くの人が様々な形でサポートしてくれるようになる。人脈を作る一番のメリットは、ノウハウや情報を効率的に集められること。そのために、多くの人と出会い、味方を増やすことが大事である。

まず人脈を作りたいと思ったら、とにかく飲み会やイベントに参加すること。それも尊敬できる人や、自分が狙っているキャリアを持つ人、同じ夢や志を持った人たちが集まる場所に行くことが大事である。なぜなら、優秀な人たちと同じ環境に身を置くことで、自分も成長できるからである。そういう飲み会に参加し、その場で怖気付かずに自分の夢を語ることで、同じ志を持った人を紹介してくれたりする。この時、相手に何かをしてもらったら、その恩を忘れずに返すということを意識しておく。

「わたし」を売る

自分を売り込もうと思ったら「職務経歴書」を一度書いてみて、自分の実績とセールスポイントを明確にする。その上で、根拠を示して相手にアピールする。説得力のある証明書には、相手を動かす力がある。

夢を実現するためには、実益に結びつく協力者も必要である。フェイスブックの友達一覧を見直し、サポーターが周りにいないかを探す。