矢野 和男(やの かずお)
日立製作所フェロー
ハピネスプラネット代表取締役CEO
1984年日立製作所入社。1991年から1992年まで、アリゾナ州立大にて共同研究に従事し、帰国後1993年に単一電子メモリの室温動作に世界で初めて成功し、ナノデバイスの室温動作に道を拓く。その後、データを活用した人間や組織研究とそのためのウエアラブル技術のパイオニアとして論文被引用件数は4500件、特許出願350件を越える。
米「ハーバードビジネスレビュー」誌に、開発したウエアラブルセンサが「歴史に残るウエアラブルデバイス」として紹介される。産業分野へのAI活用を牽引し、開発した多目的AI「H」は、物流、金融、流通、鉄道などの幅広い分野に適用された。
組織、生産性、心理学、人工知能からナノテクまでの専門性の広さと深さで知られる。
2020年にハピネスプラネットを、日立からスピンアウトして設立し、代表取締役CEOに就任。
学歴
1984年早稲田大学 物理修士
職歴
1984年 日立製作所
2020年 ハピネスプラネット 設立