架空の人物 実は二人の人物であり、マクロ経済学者と投資銀行家という組み合わせ。 二人は大学で出会い、卒業するとそれぞれの道に進んだ。一人は学者になり、銀行のマクロ経済モデルを研究する。もう一人は投資銀行に就職し、複雑怪奇な現代の金融を肌で体験した。 2011年、二人はロンドンのパブで再会し、一緒に本を書くことになった。そしてバンキングに関するおたがいの知見を補い合い、本書を完成させた。