森 信三(もり しんぞう)
哲学者・教育者
森信三はその生涯から「人生二度なし」の真理を根本信条とし、「全一学」という学問を提唱した。 「全一学」とは、要約すると「宇宙の哲理と人間の生き方を探求する学問」となる。 森はこれらの思想をもとに全国各地で講演を行なうとともに自ら実践を重ね、日本民族再生に大きく働きかけた。
森の理論は実践から生まれた具体的なものが主で、「立腰」論はその最たる例の一つである。「立腰」論とは「腰を立てる」の意で、森はこれを「人間に性根を入れる極秘伝」としている。
学歴
京都帝国大学哲学科
職歴
天王寺師範学校(現大阪教育大学)専攻科講師
1939年 旧満州の建国大学
1946年 帰国
1953年 神戸大学教育学部教授
1965年 神戸海星女子学院大学教授
1992年 逝去