福原 義春(ふくはら よしはる)
資生堂 元代表取締役
1953年、大学卒業後、資生堂入社。商品開発部長、取締役外国部長、常務取締役、専務取締役を歴任後、1987年代表取締役社長に就任。
直後から大胆な経営改革、社員の意識改革に着手し、資生堂のグローバル展開をけん引した。社長就任10年を経て1997年取締役会長、2001年名誉会長に就任。
企業の社会貢献、文化生産へのパトロネージュなどに尽力した。本業以外での文化的活動も多岐にわたり、なかでも洋蘭の栽培、写真は有名。東京都写真美術館館長、東京商工会議所副会頭、経済団体連合会評議員会副議長、企業メセナ協議会理事長、文字・活字文化推進機構会長、かながわ国際交流財団理事長など多くの公職を歴任。
栄典・受章は、旭日重光章、文化功労者、仏レジオン・ドヌール勲章グラントフィシエ章、伊グランデ・ウフィチアーレ章、パリ市名誉市民、北京市栄誉市民など。
2023年、92歳で逝去。
学歴
1953年 慶応義塾大学 経済学部 卒業
職歴
1953年 資生堂
1987年 同社代表取締役社長
1997年 同社取締役会長
2001年 同社名誉会長