人を動かす

発刊
1999年10月31日
ページ数
346ページ
読了目安
494分
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人を動かす術がわかる本
あらゆる自己啓発本の原点となったD・カーネギーの名著。
1937年に初版が発行されると瞬く間にベストセラーとなり、累計で1,500万部以上売り上げている。

人と接する際の基本的な原則を基に、自分が重要視され、評価されていると相手に感じさせるという方法論を説いている。相手に操られていると感じさせないようにしながら付き合う基本的な手法に重点を置く。

相手に好かれる方法、自分の考え方に相手を引き込む方法、相手の感情を害することなく、あるいは恨みを買うことなくその人の考え方を変える方法を学ぶことができる。

人を動かす三原則

①批判も非難もしない。苦情もいわない。
②率直で、誠実な評価を与える。
③強い欲求を起こさせる。

人に好かれる六原則

①誠実な関心を寄せる。
②笑顔で接する。
③名前は当人によって、もっとも快い大切な言葉であることを忘れない。
④聞き手にまわる。
⑤相手の関心を見抜いて話題にする。
⑥誠意をこめて、重要感を与える。

人を説得する十二原則

①議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける。
②相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。
③自分の誤りをただちにこころよく認める。
④おだやかに話す。
⑤相手が即座に「イエス」と答える問題を選ぶ。
⑥相手にしゃべらせる。
⑦相手に思いつかせる。
⑧人の身になる。
⑨相手の考えや希望に対して同情を持つ。
⑩人の美しい心情に呼びかける。
⑪演出を考える。
⑫対抗意識を刺激する。

人を変える九原則

①まずほめる。
②遠回しに注意を与える。
③まず自分の誤りを話したあと相手に注意する。
④命令せず、意見を求める。
⑤顔をたてる。
⑥わずかなことでも惜しみなく心からほめる。
⑦期待をかける。
⑧激励して、能力に自信を持たせる。
⑨喜んで協力させる。