一瞬で好かれる人になる技術

発刊
2025年12月1日
ページ数
256ページ
読了目安
223分
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推薦者

人と信頼を構築するためのコミュニケーション術
人から好かれるためには、まず自分を好きになり、相手を信頼し、ありのままを受け入れることが大切である。
人と信頼関係を構築するための土台となるマインドセットや、物事の見方が紹介されています。

自分視点ではなく、相手視点で見て、コミュニケーションをとることの大切さが説かれています。

まずは自分を満たす

Step1:自分自身のことを好きになる

「人に好かれよう」と思えば思うほど、うまくいかない。好かれる人になるための第一歩は「自分を好きになること」。幸せな人生を送っていれば、自然と「人から好かれる人」になれる。

自己肯定感の低い人の多くが「どうせ私なんか」と自分を卑下してしまう。しかし、本来、自己肯定感とは「できる自分を好きになること」ではなく、「うまくいかない自分でも大丈夫」と自分を信じる力のこと。その力が弱まってしまうと、人間関係も仕事も苦しくなり、挑戦する意欲も失われ、人生全体が停滞してしまう。

どんな時に力を発揮できて、どんな場面が得意で、どんな人たちといると心地いいのか。それを知っていることは、自分を正しく扱う上で大切である。自分のことを認め、励まし、育てていくこと。自分の強みを知ることが自信となる。

 

Step2:強みをレベルアップさせる

自分を大切にするためには、まず自分を整えること。そこに時間やお金を惜しまないこと。自己投資の姿勢は、人から好かれる人の共通項である。しっかり自己メンテナンスができている人は、どんな場面でも穏やかで、自然と周囲を安心させる。それが信頼を呼び、応援を集めていく。

人は、置かれた環境によって大きく変わっていける。だからこそ、自分の可能性を試せる環境、切磋琢磨できる仲間、見守ってくれる誰かの存在が大事である。

 

Step3:成功を積み重ねて一歩を踏み出す

完璧にやろうと思わないこと。大事なのは、失敗を恐れず「まずはやってみる」という姿勢である。最初の一歩を踏み出す勇気が、次のチャンスを連れてきてくれることもある。たとえ目標が達成できなかったとしても、そこには必ず意味がある。挑戦した人にしか見えない景色がある。失敗は次につながる入り口である。

自分の心の持ち方、自分の言動、そして自分が誰とどう関わるかという選択は、いつだって自分の手の中にある。だからこそ「今、自分にできることは何だろう」と問いかけることは大切である。

 

心を届ける力を育てる

Step1:話を聴くことで心を開く

多くの人は「どう話せばいいか」「どう表現すれば伝わるか」と考える。しかし、伝えることは、話すことだけでなく、「聴くこと」と一緒にある。表に見えている相手の言葉の奥に、どんな気持ちが隠れているのか。それに目を向けるだけで、伝わり方も、受け取り方も、やさしい形に変わっていく。伝えたいことがある時、つい「どう話すか」に意識が向きがちだが、「どう聴くか」を少し意識するだけで、会話はまるで違ってくる。

話を聴くコツは、受け身でいることではなく信頼して待つこと。相手の言葉を決めつけずに、そのまま受け取る。こうした1つ1つのやり取りの積み重ねが、信頼や安心感を育てていく。

 

Step2:ただ話すのではなく「心を届ける」を意識する

伝わるとは、心を届けること。どうすれば相手に心が届くのかと言えば、「思っていること」と「言っていること」の一貫性があることである。この2つが一致した時にこそ、人の言葉には力が宿る。

人と信頼関係を築く上で大切な姿勢は、愛情、信頼、コミットメントの3つである。仕事の成長を願うならば、まず相手を「育てる」という愛情を持つこと。「この人は育つ人だ」と信頼すること。そして、彼ら、彼女らの成功のために「自分も行動する覚悟を持つ」ことである。この3つの思いを持って言葉を発すると、不思議なほど相手に伝わる。なぜなら、言葉の裏に「本気のエネルギー」が乗るからである。

人は「うまく話そう」とするよりも、「心を込めて伝えよう」とする時に、最も真に伝わるスピーチができる。視点を自分に向けるのではなく、相手に向けてみる。「伝えたい」ではなく「届いて欲しい」と思う、この視点の転換が話す時のあり方を大きく変える。「自分がどう思われるか」ではなく、「相手がどう感じるか」を意識することで、関係性は大きく変わる。

 

Step3:相手を信じて受け止める

相手の話に耳を傾け、打算のない関心を持って向き合うこと。ただそれだけの姿勢が、場を温め、人と人との間に小さな橋をかけてくれる。「無意識になることを意識する」こと。それは、自分をよく見せようとする意識を手放し、自然体で相手と向き合うこと。そして、自分の内側から湧き出る純粋な興味や温かさを大切にすることである。テクニックではなく、気持ち。見せ方ではなく、まなざし。その積み重ねが、信頼を生み出し「好かれる人」へと成長させてくれる。

他人は変えられない。人を変えようとするよりも、ありのままを受け止めることが重要である。人を信じる心を持つ人に、相手は心を開く。