happy@work 情熱的に仕事を楽しむ60の方法

発刊
2015年2月26日
ページ数
213ページ
読了目安
230分
推薦ポイント 2P
Amazonで購入する

Amazonで購入する

仕事への意欲を高める方法
仕事に対する満足度や意欲、生産性を高めるための60の方法が紹介されている本。自分に合ったものを簡単に実践することから始めると良いと説く。

問題をチャンスに変える

本当に重要なのは、問題を探し求めるかどうかよりも、問題に遭遇した時にどう対処するかである。素晴らしいテクニックは「問題」を「やりがいのある課題」と言い換える事だ。「問題」なら避けたくなるが「やりがいのある課題」なら、思い切って乗り越えようとする対象となる。

 

いつものパターンから抜け出す

聡明なはずの人達が、ワンパターンの日常を変えられなくなり、変化のない日々を繰り返している。同じ通勤ルートで職場に向かい、同じ場所で朝食をすませるなど、決まったパターンをほとんど崩さない。職場や家庭での生活をもっと充実した、愉快なものにしたいなら、いつものパターンを抜け出す事から始めよう。そうすれば創造力も刺激される。

 

自分の会社についてもっとよく知る

自分の会社や製品・サービスについての知識が深まれば、効率的かつ効果的に仕事を進められる。旺盛な好奇心は仕事への意欲につながり、組織での存在意義も実感できるようになる。仕事での成功を望むのであれば、できるだけ自分の会社について学ぼう。

 

生涯を通じて学習を続けると決心する

どんな職業であれ成功している人々を調べれば、彼らが継続的に学習していて、熱心な読書家である事がわかる。成功者はみな、日常的に多くの本を読んでいる。仕事でどこまで高く昇れるかを決めるのは、10年前に学校で教わった事ではなく、日常的な学習から得る知識なのだ。

 

すべては自分の仕事だという意識で行動する

やる必要のある事は、言われるのを待たずにやる。職場で次に何をすべきか誰かに言われるのを、ぶらぶらしながら待っている人があまりにも多い。一方、リーダーは率先して行動する必要がある。何をする必要があるのかを見極めて、責任を持ってその仕事を確実に完了させるのだ。リーダーは何をすべきか言われるのを待ったりしない。彼らは行動するのだ。

会社で昇進したいなら、自分の仕事に責任を持ち、できる限り多くの事を自分の責任範囲に入れよう。リーダーとはあらゆる事がその人の職務の一部であるように行動し、要求されている職務をこなすだけでなく、会社にとってより価値ある人間になるための方法が他にもないか探すような人間の事だ。

 

うまくいっている事に集中する

その問題を生み出したのと同じ意識で問題を解決する事はできない。うまくいっていない事から、うまくいっている事に焦点を移す事によって、目的を達成する新しい方法を見つけ出せるだろう。「何がうまくいっているか?」という質問をする事によって、価値の低い、採算の悪い活動に時間を使うのをやめ、既に成功している事に努力を集中できるだろう。

 

今すぐ幸福になると決める

より幸福になる方法は、単に幸福でいる事だ。幸福にする事を見つけてそれをしよう。思考をコントロールして、いい気分になれる事だけをじっくり考えるのだ。日常生活の中に感謝の気持ちを持てる理由を見つけ出すのは、より幸福になる一番の近道の1つだ。自分自身についてよりよい気分になる1つの方法は、他の人のために何かする事だ。

 

部下を褒め、自分自身も褒める

生産性を高め、部下の幸せに貢献し、組織を繁栄させたいなら、いいところを見つけるように心がけなければならない。部下がいい事をしているのを見つけて、積極的にそれを褒めよう。他人のモチベーションを高めるだけでなく、自分自身のモチベーションを高める事も同じくらい重要だ。自分が何かをうまくしたり仕事を効率的に予定通りに終了させたりしたら、自分に報酬を与えよう。

 

夢を実現するために一歩を踏み出す

成功には専門知識が欠かせない。だが、必ずしも本人に専門知識がなくてもいい。必要なのは、第一歩を踏み出す意欲、前向きな気持ち、強い自信だ。そうすれば次の一歩が見えてくる。成功への強い意志を持ち、そのビジョンを決して忘れず、どんな事でも正しいと信じる行動を続ければ、やがて成果は現れてくる。

 

目標を設定する

定期的に目標を設定している人は、驚くほど少ない。その限られた人達は成功する確率も高いという状況は当然とも言える。つまり、もし成功を望むのであれば目標を設定すればいいのだ。人生の目標を立てれば、道しるべになり、進捗状況も確認できる。さらに、自分の希望を潜在意識に認識させ、周囲の人達に伝える手段にもなる。

 

最優先すべき仕事を絞り込み、最初にやってしまう

忙しい人は、一日にやるべき事が多すぎる傾向がある。そのため、限られた時間では不可能な事をやろうとして疲れ切っているのだ。余裕を持ち、気分も良く、ストレスを感じない生活がしたい人は、自分の目標達成のために最も重要な3〜5項目の事項をリストアップし、まずそれらを終わらせる習慣をつけよう。それらが終わるまでは、他の事をしてはいけない。

 

前向きな考え方をする

どんな時でも、明確で簡潔な想像が強い力を持つ。手始めに、朝一番から前向きな想像をして、一日を気分よくスタートしてみよう。人間は、頭の中で「◯◯はどうだろう?」と考え、その答えを導き出そうとする生き物だ。前向きな考え方を習得すれば、気分が高揚し、プロジェクトでの成功も増えていく。「どうすればもっとうまく、効率的にできるだろう?」など、意欲的で前向きな問題設定をする習慣をつけよう。

 

一日をエネルギッシュに過ごす

心から幸せを感じ、生産的な生活や成功を手に入れるには、身体的にも精神的にもタフでなければならない。まず、十分な睡眠時間を確保する。ぐっすり眠るためには、夕方以降のカフェインの摂取は避ける。高タンパクの朝食を心がける。十分な時間の余裕を持って出勤する。後ろ向きな会話には、できるだけ加わらないようにする。