バカ、アホ、ドジ、マヌケの成功者

発刊
2013年11月26日
ページ数
196ページ
読了目安
52分
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ネット炎上率NO.1の起業家が語る
史上最年少でジャスダック上場を果たし、数十億円の大金を稼いだ後、それを2年で使い切った「ネット炎上率NO.1」の起業家、家入一真氏の名言録。自由に人生を生きるための、考え方が書かれています。

ダメ人間の何が悪い?

そもそも、社会に完璧に適合できる人なんていない。サボりたい、ラクしたい、ズルしたい。みんな色んな負の感情を合わせ持って生きてる。それを無理に社会に適合しようとするからストレスを感じ、死にたくなってしまう。いいじゃん、社会不適合な自分がいても。

 

迷惑をかけた分、他人の迷惑を許せばいい

「他人に迷惑をかけない人間になりなさい。」と育てられてきたけど、そもそも、他人に迷惑をかけないで生きていくなんて無理な話だ。周りに迷惑をかけまいと気にし過ぎると、酒を飲んでも酔えないし、他人にお願いごともし辛くなる。人間は、呼吸するだけで二酸化炭素をまき散らす迷惑な生き物だ。迷惑をかけた分、他人の迷惑も許そう。

 

決断なんてしなくていい

決断をしようとするから、おびえて足が一歩も前に出なくなってしまう。なぜなら、決断とは、何かを得るために他方を捨てるということ。でも、決断しなくちゃいけないなんて、誰が決めたんだろう? 悩むくらいなら、どちらも欲張りにとればいい。人生の選択肢が色々あるうちに、やりたいことを全てポップな軽い気持ちで選んでいけばいい。

 

変えられないものを変えるより、自分を変えよう

人間は、体裁やプライドや安定を大事にするせいで、簡単には変われないし、組織もなかなか既存の仕組みを変えようとはしない。そんなのを変えようと努力するぐらいなら、クソみたいなプライドなんかさっさと捨てて、自らが変わる事のできる人間になってしまった方が早い。現状を諦めながら愚痴り、同じ場所に留まる事はもうやめよう。

 

気持ちが鬱になったら、とことんオチる

どんな優秀な成功者でも、一年を通して全く凹まない人はいない。おそらく天才や凡人の違いは、その回復スピードだ。体の休養は誰でも1日ゆっくり寝れば回復するけど、心の休養は、生来、凡人の僕らは、無理にすぐ立ち上がろうとしてはダメだ。中途半端に何かをしようとせず、全てをキャンセルして、心の休養に集中しよう。

 

嫌な事を頑張るより、やりたい事を楽しんでいる人の方が幸せになれる

自称、頑張っている人は、所詮、我慢しているだけで、頑張っているわけではない。「こんなに頑張っているんだから、いつか報われるはずだ」と思いながら、一生我慢し続ける事になる。自分はやりたい事を心底楽しんでいるだけなのに、周りから「あいつは頑張っている」と思われるのが理想の頑張り方。それが家入流幸せの法則。

 

「やっぱりやめます!」とどれだけ早く言えるか

「やる」「やりきる」だけが正しい事だと勘違いしている人が多いけど、「やらない」「やっぱりやめる」というのも立派な判断。負け戦とわかっていて続けるのは、時間とお金の無駄。続けるか迷うぐらいなら、一旦やめてからフラットの状態で、何をするか考えるべき。「ピッチャー、振りかぶったけど、投げない!!」って日があってもいい。

 

夢なんて持たなくていい

大きな夢なんか無くたって、1つ1つ目の前の事に、前のめりで取り組んでたら道は見えてくる。興味のある事を点でやっていけば、後で振り返った時に、その点は線でつながってたりする。何も考えず好奇心の赴くままやりたい事をやればいい。今やってる事の意味なんて、後にならないとわからない。

 

打率よりも打席数

打席に立ち続ける事が大事。打席に立ち続けて、振り逃げしたり、デッドボール受けたり、それの繰り返し。結局、打率じゃなくて打席数。打率を上げようとするから、何も動けなくなる。結局、最終的にちゃんと結果を出してるのって、コツコツ打席に立ち続けた人。

参考文献・紹介書籍