だったら「仕事」やめちゃえばぁ…!? みんな知らないたった1つの本当の人生のつくり方

発刊
2016年3月7日
ページ数
182ページ
読了目安
163分
推薦ポイント 2P
Amazonで購入する

Amazonで購入する

推薦者

会社を辞めても生きていける
会社を辞めても生きていける。一般常識にとらわれずに、自分の人生を生きるための考え方を説いた一冊。

時間の切り売りをしていては自由になれない

現在,日本人の平均年収は約400万円と言われているが、サービス残業や通勤時間を含めて、これを時給換算したら、時給が800円以下になる人は結構いる。

多くの人は、給料をもらう代わりに会社に「時間」を提供している。時間を売る事以外にお金を得る方法を知らない人が多いからである。自分の時間を安売りすべきではないが、その事に気づいていない人が多い。会社に自分の時間を切り売りするという事は、自分のために使える時間が減る、自由がなくなるという事である。

 

考え方を変えれば自由を手に入れる事ができる

考え方を変えれば、行動が変わる。行動が変われば、結果が変わる。結果が変われば、人生が変わる。つまり、考え方を変える事がすべての出発点になる。

今「自分には自由を手に入れるのは無理だ」と考えている限り、永遠に「自由」という名の成功を手に入れる事はできない。なぜなら、「自分には無理だ」と思っている限り、自由を手に入れるための行動をしようとはしないからだ。

世の中には「自分には無理」といった言葉が口癖になっている人が多い。このような考え方をしている限り、人生は変わらない。人生を変えたければ、まずポジティブ・シンキングに変える事が重要である。「何でもできる」「自分も自由を手に入れられる」といったポジティブ・シンキングができるようになれば、自由を手に入れられる可能性が出てくる。まず自分が制限をかけられている事に気づくこと。そして、自分を信じること。

但し、ポジティブ・シンキングに変えただけでは、必ず成功できるとは限らない。これはあくまで最低限必要な条件で、他に「ポッシブル・シンキング」が必要である。ポッシブル・シンキングは、物の見方や捉え方を革命的に変化させるパラダイムシフトをもたらす。収入を増やしたければ、どうすればもっと収入を増やす事ができるのか。会社を辞めたければ、どうすれば会社を辞めて生きていけるのか。絶対にどこか突破口があるはずだと考える。ポッシブル・シンキングは、一朝一夕にできるものではないが、訓練すれば身に付ける事ができる。

 

小さくてもいいので、まず人生の目的を決めること

人間は2種類しかいない。自分の人生の目的を持っている人と自分の人生の目的がわからない人だ。目的を持たないで生きている人は、目的のある人に、自分の人生を売って生きている。つまり、就職して時間を売る。だから自由がない。

人生を豊かにするためには絶対に「目的」が必要である。まず最初にやる事は暫定的でいいから目的を決めること、夢を見つける事だ。そこからの逆算をはじめるのだ。目的は後から変えてもいい。とにかく目的を決める事が重要である。

夢とか目的とかいうと、大きくなければいけないと思っている人が多いが、別に大きくなくていい。最初は小さな夢や小さな目的でいい。小さくても何か見つかれば、そのうちどんどん大きくなっていく。

 

人生を変える3K

夢や目的が見つかった後、人生を変えるには次の3つが必要である。

①気づく
「このままではまずい」と気づくから人生を変えようと思う。

②決める
「決める」ステップをクリアするには、何度も決め直すこと。三日坊主でやめてしまったとすれば、もう一度やると決めて、また始めればいい。

③行動する
結局は行動しないと何も変わらない。