初対面でも盛り上がる! Yumi式会話力で愛される29のルール

発刊
2017年10月19日
ページ数
188ページ
読了目安
182分
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初対面の相手とでも会話を盛り上げる方法
韓流イベントなどで人気のMCが、相手との会話を盛り上げるためのテクニックと心構えを紹介している一冊。初対面の相手でも、打ち解けるための方法が書かれています。

初対面でドキドキしている時こそ、「にっこり笑顔」で挨拶

相手の顔を見て、笑顔で挨拶をする、それが相手と打ち解ける第一歩である。笑顔というのは、自分が思うよりもずっと効果があるもので、相手の心を開く鍵になる。本能的にあなたに敵意がないですよ、と感じさせるのが笑顔。初対面ならなおさら意識をして、大げさかなと思うくらい「にっこり」するのがちょうどいい。

そして、心の中の言葉も大切。気持ちというのは、相手に必ず伝わる。雰囲気も含めて全身全霊で「あなたと一緒にいい舞台を作りたい」と思っていると、言葉やしぐさに、必ずそれが現れる。すると、相手にもそれがわかって、打ち解けるきっかけになる。好意を持てば、好意が返ってくる。

本題に入る前の雑談は、自分から「答えやすい質問」をする

仕事の話に入る前に、すぐに答えられる簡単な質問を投げる。場を温めるというか、こなれた雰囲気にする。自分から質問することで、相手に「あなたに興味があります」「あなたの話を聞きたいんです」という信号を送る。

ちょっとした雑談のような質問をまず冒頭に持ってくることで、硬い雰囲気や要らぬ緊張がほぐれて、その後の盛り上がりにつながる。

相手を好きになることで、すべてがうまくいく

会話のテクニックで重要なのは、たった1つ、「相手を好きになる」ことである。好きだと相手に興味が湧くので、まず質問が止まらなくなる。そして、その人の話す言葉は少しでも聞き洩らさないぞと、ちょっと前のめりに聞く姿勢になる。その態度は相手にも伝わる。

相手が興味深そうに自分のことを見て、きちんと話を聞いてくれていたら、この人は自分に好意がある、と安心して打ち解けられる。それは言葉ではなくて態度で伝わるものである。

但し、会う人全員の「すべて」を好きになるのは無理である。会話に必要なのは相手を好きになることだが、それは相手の一部でいい。それが本心であれば、好意はきちんと伝わる。本質的なところでなくても、第一印象で見えているところでいい。

相手の話をひたすら聞くことで打ち解ける

会話は話すよりも「聞くこと」を心がけると、相手が打ち解けてくれる。「聞く」と「しゃべる」のイメージは、9対1ぐらい。相手の目をずっと見て「あなたの話にすごく興味があります」という態度で聞いていると、相手も「この人は、表面上で聞いている訳ではないんだな」「本当に僕のことをわかろうとしてくれてるんだな」と思ってくれる。お互いの心の中でわかり合える感覚がある。そうするとだんだん打ち解けてきて、信頼関係が築かれる。

自己紹介では自分のキャラがわかるネタを入れる

初対面では、お互いの情報がないと不安になる。先に自分から、こちらの情報を出して、相手に安心してもらい、その場の雰囲気をほぐすのも、会話を盛り上げるためには大切である。

直近のエピソードを入れたり、「こんなことが大好きな私です」という好きなものを入れたパターンで、笑ってもらえる話にすれば場が和む。

初めて会う前の準備で、先入観にとらわれない

人との接し方で気をつけるのが、誰に対してもフラットでいたい、ということ。大スターでも新人でも、同じように接する。誰に対してもフラットに、先入観なしでどんどんツッコンでいく。だからこそ、調べれば調べるほどに情報が手に入る、現在のこの状況は、注意して取捨選択をしなければならない。初めて会う人の場合には、できるだけ客観的事実の情報だけを確認して、大事なポイントとなるものだけを自分の中に入れる。