憂鬱でなければ、仕事じゃない

発刊
2011年6月14日
ページ数
242ページ
読了目安
158分
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働くことへの勇気を与えてくれる本
幻冬舎の見城社長とサイバーエージェント藤田社長が、仕事の哲学を語っている本。仕事に対する考え方や人との付き合い方、自己鍛錬の大切さなど、ビジネスパーソンにとって大切なことを学ぶことができる。見城氏のポジティブな言葉に感動する1冊。

小さなことにくよくよしろよ

あらゆる人間関係は、細かい情が基礎になっている。
仕事上の一見合理的な人間関係も、一皮めくればその下には大きな情の層がある。
義理、人情、恩を知らなければ何事もうまくいかない。
小さなことでくよくよしなければ、相手の心は掴めない。

努力は自分、評価は他人

大変な努力をしても、そのことを知っているのは自分しかいない。
結果を評価するのは、上司や取引先や世間である。

正直一番、正々堂々

大きな決断を下す時や、難しい状況に追い込まれた時は、正直が一番だ。

「極端」こそがわが命

「極端」なものは既成概念から自由で、インパクトがあり、人を惹きつける。
「極端」なものを生み出すには、圧倒的努力をするしかない。
圧倒的努力とは、人が寝ている時に寝ない、人が休んでいる時に休まないこと。
最後までやり通すこと。

憂鬱でなければ、仕事じゃない

ふつう人は、憂鬱なこと、つまり辛いことや苦しいことを避ける。
だからこそ、あえてそちらへ向かえば、結果はついてくる。
楽な仕事など、大した成果は得られない。憂鬱こそが、黄金を生む。

無償の行為こそが最大の利益を生み出す

何の報いも期待されず、何かを与えられた者は、どう思うだろう?
何としても相手に多く返したいと思うにちがいない。
そこに人を動かす力の本質がある。