もし人生にいきづまったら

発刊
2026年6月30日
ページ数
336ページ
読了目安
435分
推薦ポイント 6P
Amazonで購入する

Amazonで購入する

人生に行き詰まりを感じた時に読む本
ミドル世代の「人生に行き詰まりを感じている」人たちが、「BAR ライフシフト」を通じて、新しい人生を歩み出す物語。3つの物語を通じて、50歳前後の人生の岐路で、自分の人生を取り戻すための言葉が綴られています。

仕事や人生にモヤモヤとしているが、変われない人たちの背中を押す内容になっており、小説仕立てで書かれているために読みやすくなっています。

人生の殻を破るためのライフシフト12の法則

①大変な時は大きく変わる大チャンス

「大変な時」といってもピンキリだが、人間はそういう時に限って、それまで見ないようにしてたことに目が向く。例えば、何年も続けてた仕事が本当にやりたいことなのかとか。平和で順調な時は見えてこないが、調子が悪くなって初めて「ちょっと立ち止まった方がいいかも」という自分の中の小さな声が聞こえてくる。その言葉が大きく変わるチャンスなのではないか。

 

②才能は他人が見つける

才能は自分では気づけないことの方が多い。何気なくやっていることが、誰かにとってはすごいことだったりする。才能は、人の目を通して初めて浮かび上がる。だからこそ大事なのが「やりたいことを口に出す」こと。たとえ形になっていなくても、「それ向いてるかもよ」と返してくれる人が意外といたりする。

 

③不安を「楽しんでいる」ことに気づけ

人間は、自分で不安を作り出して、ホラー映画のようにそれを楽しんでる部分がある。不安は戦えば戦うほど、大きくなる。だから、戦わなくていい。「あ、俺また自分でホラー映画作ってるな」と気づくだけでいい。

 

④「好きなこと」は育てないと見つからない

「好きなこと」は探すものではなく育てるもの。「なんとなく気になる」くらいのものが、続けていく内に「好き」になる。やってみたことで、誰かに喜んでもらえる瞬間が来る。「これ、いいね」「助かった」という言葉が肥料になる。そうやって育てた先に「あ、これが好きだったんだ」と気づく日が来る。

 

⑤ブレーキを離さないとアクセルは踏めない

変わりたいのに動けないのは、アクセル踏みながら同時にブレーキを踏んでいるから。変わりたいのにブレーキを踏んでいると、心だけが疲弊していく。だから、まずは少しだけブレーキを緩めてみること。動き出せば後は進むだけ。

 

⑥言われたい言葉を先に言い続けろ

愚痴ばかり言っている人はダメなことばかり目につくようになる。逆に感謝を口にしている人は、感謝したくなることが増えていく。脳が「ありがたいもの」を探すモードになる。「ありがとう」と言われたかったら、先に「ありがとう」と言うこと。言われたい言葉を先に言い続けること。

 

⑦パッと変わるな、じわじわ変われ

人生の転機は、派手に訪れるものではない。日常の中にじわじわと滲んでくるもの。「言葉にならない違和感」みたいなものが、静かに自分の背中を押してくれる。その時に必要なのが、「変わる力」と「続ける力」の両方だ。すぐに答えが出ないことに耐える力、今日と変わらない明日を諦めずに続ける力、そしてふと差し出された新しい選択肢に手を伸ばせる柔らかさだ。

 

⑧人は簡単に変われない。でも、簡単に生まれ変わることはできる

今まで着たことのない色の服を着るとか、今日からこれ始めてみようと誰かに宣言するとか、ちょっとしたきっかけで人は自分を「新しく扱う」ことができる。根っこが変わるというより、今この瞬間から別のスイッチを入れる感じに近い。生まれ変わるとは、それぐらいのことでいい。

 

⑨やりたいことがわからない時は、命を削ってでも助けたい人を探せ

自分の内側だけをぐるぐる見てると、なかなか答えが出ない。でも、誰かを助けたいと言う気持ちは意外とシンプルで強い。だから、やりたいことがわからない時は、誰を助けたいのかを探してみること。

 

⑩変わるべきは仕事ではなく、自分の姿勢

「今の仕事を辞めたい」という相談で多くの場合、本当に変えるべきは仕事ではない。同じ仕事をしてても、向き合い方が変わると、見える景色が変わる。例えば「やらされている」から「やってみてる」に変わるだけで、同じ1日がまるで違う密度になる。仕事を変える前に、自分の姿勢を少しだけ変えてみると、それだけで十分なこともあるから、焦らなくていい。

 

⑪「何者かになる」のではなく「自分に戻る」

本当の転生は「別の誰かになること」ではない。若い頃にやりたかったが、いつの間にか忘れてしまった本当の自分に戻ること。新しい自分を探しにいかなくていい、ただ忘れているだけで、蓋をしているだけ。その蓋を開けてみると、本当の自分がいる。

 

⑫過去を捨てるな。命を磨け

50歳を過ぎると急に焦り始める人が多い。しかし、そういう人に限って、本当に大事なものを見落としている。それは、自分が既に歩んできた道の価値。毎日同じようなことの繰り返しで、特別なことなんて何もないと思っている人が多いが、本当にそうか? 外に答えを求めなくていい。答えは既に自分の中にある。30年かけて積み上げてきたものの中にある。それを信じられるかどうかだけだ。