自分に自信が持てません 生きづらさがほどける50の言葉

発刊
2026年1月7日
ページ数
232ページ
読了目安
139分
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推薦者

心を軽くする言葉
お金や人間関係で失敗してどん底を経験してから、「何歳からでも遅くない」をテーマに43歳から、人生を良くするためのヒントを発信し続ける著者が「背中を押す50の言葉」を紹介している一冊。

オンラインコミュニティを通じて、数多くの人たちの人生を後押ししてきた内容が詰まっています。人生思うようにいかない人に向けた、励ましの言葉の数々が紹介されています。

人は1年あれば別人になれる

人は誰しも、自分のことを正しく評価できない。特に日本人は「謙虚であること」を美徳として育ってきたため、自分だけが「まだまだ足りない」と思い込み、勝手に自己否定を深めてしまう。

自己否定をやめるために大事なことは「他人との比較」をやめること。本当に比べるべきは「昨日の自分」である。昨日よりもほんの少し前進できていれば、それだけで十分に価値がある。

 

自信を育む上で大切なのは、「結果」ではなく「過程」に目を向けること。小さな積み重ねを意識的に確認していくことで、自分の中に「できていること」が積み上がっていく。ほとんどの人は数週間や数ヶ月で結果を求めすぎて、続けることをやめてしまう。しかし1年あれば、習慣も環境も、人との関係性も大きく変わる。

 

失敗は道しるべ 責めるためじゃなく進むためにある

周りは気にも留めていないのに、自分だけが自分を責め続けるのは、人間の脳の癖である。失敗の記憶は成功よりも強く残りやすい。危険を避けるために、脳は失敗を繰り返し再生する仕組みを持っている。

失敗を引きずらないために大切なのは、「事実」と「解釈」を分けること。事実だけを受け止め、解釈で自分を傷つけるのをやめれば、心は少しずつ軽くなっていく。

 

失敗は必ずしも悪いものではない。「あの経験があったから次はこうできる」と考えること。失敗を責めるのではなく、学び直しに変えることで成長できる。

 

あなたの当たり前は誰かにとってのすごいこと

私たちは、他の人の成果や肩書きと比べてしまい、自分の努力が小さく見えてしまう。私たちはつい「特別な成果」を強みだと思いがちである。目に見える結果や華やかな実績こそが価値だと信じ、小さな努力は脇に追いやられてしまう。しかし、実際には、毎日続ける小さな習慣など、目立たない積み重ねの方が人生を確実に動かす。

 

大切なのは「自分にとっては当たり前」を軽んじないこと。他人から見れば、その当たり前が十分に価値を持っている。努力せずに自然に続けられること、何気なくやっていて人の役に立っていることにこそ、自分らしい強みが眠っている。

社会は成果を数字で測ろうとする。売上やフォロワー数など目に見えるものばかりに価値が置かれる。しかし、人の心を支えるものは数字では測れない。静かに続けた努力や、日々の小さな積み重ねこそが、人を安心させ、勇気づけ、未来を変えていく。

 

決まった正解なんてない 自分で選んだ道を正解にすればいい

進学や就職、転職や引越しなど、人生には大きな選択の場面がいくつもある。すべての道に「完璧な正解」があるわけではない。誰かにとっての最適解が、自分にとっても正解とは限らない。正解はあらかじめ用意されているものではなく、「選んだ道を正解にしていく」過程の中で生まれていく。

 

後悔しないために大切なのは、選んだ道の中で「意味」を見つけること。小さな喜びや学びを意識的に積み重ねれば、その道は少しずつ、自分にとっての正解に変わっていく。

正解は未来にではなく、歩む自分の中に育っていく。迷った時間も不安な気持ちも、人生の一部である。そして、その揺れのすべてが自分を成長させる。

 

幸せは探すものではなく感じるもの

幸せは、結果や数字では測れない。昇進や収入、モノを手に入れたら、一時的に満たされるが、時間が経てばその感覚は薄れていく。「順応の法則」と呼ばれるように、人はすぐに新しい状態に慣れてしまうからである。

幸せとは大きな出来事の中にあるのではなく、小さな日常の中に隠れている。温かいコーヒーを飲む時。散歩中に季節の匂いを感じた時。友人から「ありがとう」を言われた時。これらの小さな感覚を意識して拾うことで「幸せのセンサー」は磨かれていく。

 

幸せは未来にある「ゴール」ではない。今この瞬間にある「気づき」である。大切なのは「探しにいく」のではなく「気づきに変える」ことである。その積み重ねが、幸せを感じる力を豊かに育てていく。