正しく自然に、「靴を脱いで相手の心に入り込む」コミュニケーションとは

あなたは自分の「ココロ」をしっかり「カタチ」に残せていますか?

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『思わずマネしたくなる 好かれる人の話し方、信頼される言葉づかい』の著者、桑野麻衣さんは、参加者に向けてこう問いかけました。

2018年3月11日、会場のBOOK LAB TOKYOには11:00のイベント開始前から多くの人が集まっていました。

この本は、若い女性向けに書かれたものの、実際の読者は男性、それも40~50代が多かったそうです。それを表すように、30名弱の参加者のうち、6割ほどが男性でした。

桑野さんはANA、オリエンタルランド(ディズニー)、ジャパネットたかた、再春館製薬所グループという4社での経験を生かし、現在は講師として様々な企業、団体で研修や講演を行っています。

講演テーマは、「コミュニケーション」「ビジネスマナー」という一般的なものから、「モチベーション」「レジリエンス」など多岐にわたります。それは、桑野さんの研修の持ち味が「心に火をつける」ことにあるから。

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華やかな経歴に思われがちですが、桑野さんは経験した4社すべてで、コミュニケーション上の失敗をしてきたといいます。

ANAの正解が、ディズニーでも正解であるとは限らない。

ディズニーの正解が、ジャパネットたかたでも正解であるとは限らない。

ジャパネットたかたの正解が、再春館製薬所グループでも正解であるとは限らない。

こうした経験から、「相手、場所によってコミュニケーション、見せ方は変えていかないといけない」と悟ったのです。

転職によって、慣れ親しんだ環境でないところに入っていろんな価値観を知り、学んできたからこそ、桑野さんはアウェーにいても動じないようになったのだそうです。

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「言葉と話し方で損してほしくないんです。」

と、桑野さんは静かに語ります。

「仲良くなるためだと言って、はじめから下の名前で読んだり、タメ口で話したりする人がいますよね。でもこれでは元も子もない。信頼されないですよね。」

そういう行動は本質ではないのです。小手先のノウハウだけで話しても、心は伝わりません。

たとえば、「させていただく」や「大丈夫」は、かなり多くの場合、誤って使われています。そういう些細なことで損をしないために、本質をとらえたコミュニケーションが必要だと言います。

また、どんなときにも「いつもの自分」でいるのではなく、最初は相手に合わせてコミュニケーションをとること。「最初を間違えないことによって、結果的にいつもの自分を出しやすくなるんです。」という言葉は印象的でした。

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後半には、男性脳と女性脳の違いを理解したうえで、自己紹介を考えるワークを実施。男性は「すごい」かどうか、女性は「好き」かどうかで相手を見ているという指摘は、思わず笑ってしまうほど、的を射ていました。

その後の質疑応答でも、「感情的にならないために自分を俯瞰する」「アイコンタクトよりも聞いているときの表情が大事」など、ハッとさせられる考え方を聞くことができました。

イベント終了後には、著書にサインをしながら一人ひとりと丁寧に、ときにはフランクに接する桑野さん。本当のコミュニケーション力とは何なのかを考えさせられる機会でした。

(文・落合真彩、写真・中野さゆみ)

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