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2019/09/17更新

ティム・クック-アップルをさらなる高みへと押し上げた天才

335分

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ジョブズの後、なぜアップルはさらなる成功を収めたのか

スティーブ・ジョブズの後を継いだアップルCEOティム・クックとは、どのような人物なのかを紹介している一冊。ジョブズの死後、なぜアップルが当初の予想に反して、成功を収めることができたのかが書かれています。


■最高の人選
資材調達の経歴を持つティム・クックは、アップルにとって、そしてジョブズ個人にとって、最も適した人物だった。ジョブズはクックに会うとすぐに、彼が製造に関して自分と同じ見解を持っていることに気が付いた。「クックは私と同じビジョンを持っていて、高いレベルで戦略を話し合うことができたんだ」と彼は語っている。

1998年3月、ジョブズは当時37歳のクックをワールドワイドオペレーション担当上級副社長として雇い入れた。その基本給は40万ドル(約4500万円)で、さらに50万ドル(約5600万円)が契約金として支払われた。クックはアップルの製造と流通を徹底的に見直すという、非常に重要な役割を与えられていた。そして、これは、ジョブズがこれまで決断した中で最高の人選の1つだった。

超短要約

■ティム・クックの価値観
アップルは世論をものともせず、ティム・クック体制の下で、かつてないレベルの成功を収めている。ジョブズの死後、才能ある社員の多くがアップルを去り、鍵となるプレイヤーがライバル社に引き抜かれるのではないかという恐れがあったが、クックはジョブズから引き継いだマネジメントチームを強く団結させ、そこを自ら採用した賢く実績のある社員たちを補った。彼はジョブズの死後の不安定な時期に、アップルをうまく軌道に乗せ、信じられないほどの成長に結びつけただけでなく、社内文化の改革を導いてもいた。

アップルはクックの下で、以前のような冷酷で殺伐とした職場ではなくなった。そのために主要製品が白紙に戻ったり、利益が減少したりすることもなかった。ジョブズはチーム同士、個々の役員同士でさえよく競い合わせたが、クックはより円満な方法を好み、以前は自分たちのことしか考えていなかったチーム同士が協調する機会を増やし、対立といざこざの元凶だった少数の役員たちを立ち去らせた。

企業は良い価値観と一体となった戦略をとるべきだと、クックは強く信じている。2017年末、アップルの経営における6つの核となる価値観が公開された。

①アクセシビリティ
アップルは、アクセシビリティを基本的人権と捉え、テクノロジーはすべての人に利用可能なものであるべきだと考える。

②教育
アップルは、教育を基本的人権と捉え、質の高い教育を誰でも受けられるようにすべきだと考える。

③環境
アップルは、製品のデザインと製造過程において、環境に対する責任を果たす。

④インクルージョンとダイバーシティ
アップルは、多様性のあるチームが革新を可能にすると考える。

⑤プライバシーと安全性
アップルは、プライバシーを基本的人権と捉え、すべてのアップル製品は、顧客のプライバシーと安全を徹底的に保護するためにデザインされている。

⑥サプライヤー責任
アップルは、サプライチェーンで働く人々を教育し、その成長を支援し、最も貴重な環境資源の保護に取り組んでいく。

これら6つの価値観は、リーダーとしてのクックをより明確にし、アップルでこれまで行ってきたすべての土台となっている。

著者 リーアンダー ケイニー

1965年生まれ。CultofMac.com編集者兼発行人 ジャーナリスト WiredやMac Weekの元シニアリポーターで、Cult of Macの運営者。20年以上にわたって、コンピューターやテクノロジーに関する記事の執筆を行っており、4冊の書籍を出版しているベストセラー作家。記者兼編集者として12年以上にわたってアップルを取材している。

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土井 英司

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
序 論 p.3 5分
第1章 スティーブ・ジョブズの死 p.19 16分
第2章 深南部で形作られた世界観 p.41 20分
第3章 ビッグブルーで業界を学ぶ p.69 19分
第4章 倒産寸前の企業に加わる一生に一度の機会 p.95 19分
第5章 アウトソーシングでアップルを救う p.121 13分
第6章 スティーブ・ジョブズの後を引き継ぐ p.139 31分
第7章 魅力的な新製品に自信を持つ p.181 26分
第8章 より環境に優しいアップル p.217 22分
第9章 クックは法と闘い、勝利する p.247 23分
第10章 多様性に賭ける p.279 28分
第11章 ロボットカーとアップルの未来 p.317 17分
第12章 アップル史上最高のCEO! p.341 11分

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