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あらゆることがデジタル化される時代に必要不可欠な思考法

既に中国などの一部の地域では、オンラインとオフラインが融合したサービスが展開されており、デジタル起点で考えることが当たり前になっている。
IoTやモバイルの発展で、オフラインがなくなる時代に必要な考え方が紹介されている一冊。


■アフターデジタルへの思考の変換が必要
モバイルやIoT、センサーが偏在し、現実世界でもオフラインがなくなるような状況になると、「リアル世界がデジタル世界に包含される」という図式に再編成される。こうした現象の捉え方を「アフターデジタル」と呼ぶ。

デジタルトランスフォーメーションを推進する上で、この考え方に転換できるかどうかが最も重要である。「デジタルツール」という言い方があったが、もはやリアルの方が「ツール」になる。

つまり「デジタライゼーション」の本質は、デジタルやオンラインを「付加価値」として活用するのではなく、「オフラインとオンラインの主従関係が逆転した世界」という視点転換にある。完全なオフラインはもはや存在せず、デジタルが基盤になるという前提に立った思考が必要不可欠になる。

超短要約

米国の一部地域、中国都市部、エストニアなどに代表される一部の北欧都市では、既にオンラインとオフラインの主従逆転が起きている。考え方のベースはオンラインであり、こちらが「主」。オフラインは「信頼獲得可能な顧客との接点」という位置付けで「従」である。

モバイルペイメントが広がるとすべての購買行動はオンラインデータとしてIDに紐づく。IoTやカメラをはじめとする様々なセンサーが実世界の接点に置かれると、人の購買行動だけでなく、あらゆる行動がオンラインデータ化する。つまり、オフラインはもう存在しなくなる。

こうなると、顧客接点データが膨大な量になり、企業間の競争原理は、顧客接点データを使ってどのように良いエクスペリエンス(体験)を作り、接点間を移動させ、いかにして自社サービスへの顧客吸着度を高めるかというものに変わってくる。「顧客接点データを多く持ち、それをエクスペリエンスの良さに還元する」という新たな改善ループをいかに高速で回せるかが、新しい競争原理となる。

著者 尾原 和啓

1970年生まれ。IT批評家・藤原投資顧問シニアアドバイザー マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート(2回)、Google、楽天(執行役員)などの事業企画、投資、新規事業などに従事。現在は、インドネシアのバリ島に居を構え、日本と往復をしながら現職を務める。 ボランティアで「TED」カンファレンスの日本オーディションに関わるなど、米国シリコンバレーのIT事情にも詳しい。

著者 藤井 保文

1984年生まれ。ビービット 東アジア営業責任者 エクスペリエンスデザイナー。 2011年、ビービットにコンサルタントとして入社し、金融、教育、ECなど様々な企業のサイト・UX改善を支援。 2014年に台北支社、2017年から上海支社に勤務し、現在は現地の日系クライアントに対し、モノ指向企業からエクスペリエンス指向企業への変革を支援する、エクスペリエンスデザインコンサルティングを行っている。

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土井 英司

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
まえがき p.1 5分
第1章 知らずには生き残れない、デジタル化する世界の本質 p.11 26分
第2章 アフターデジタル時代のOMO型ビジネス~必要な視点転換~ p.45 50分
第3章 アフターデジタル事例による思考訓練 p.111 26分
第4章 アフターデジタルを見据えた日本式ビジネス変革 p.145 35分
あとがき p.192 5分

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